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出版社品切れ または絶版 となっています >2019年4月現在
大井一範 *撮影
中央公論社 / 暮しの設計215号
1994年1月初版 / 30×21 / 160p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-215 ]
もともと演劇や染色などアーティストとしてご活躍だったという加藤久美子さんは、1982年、“人生をばっさり180度切り替えよう”と渡欧、コルドンブルー製菓上級コース、ルノートル製菓学校での学びを経て、ホテル・ル・ブリストルで修業されます。
帰国後は、1983年より少人数制のお教室「アトリエ・プチ・ガトー」を始められ、同時に3年に渡る短期的なホテル・ル・ブリストルでの修業を続けられる一方、デパートにも出店。
出店当時、“10年早いお菓子”と評されたとのことで、“普通の菓子店では求められない贅沢で丁寧、四季の心豊かさが伝わる、日本のフランス菓子”を求め、宅配でお菓子を届ける会員制のクラブ「プチ・ガトー・倶楽部」を立ち上げられます。
加藤久美子さんは残念ながらお亡くなりになられているようで、著書も弊店ではこちら1册しか確認できていませんが、女性パティシエの先駆者として、その突出したプロ意識や職業意識と併せ、フランスと日本の素材の資質の違いに早くから注目され、アレンジが加えられたお菓子は、“日本の素材とわたしの感性で創り上げたフランス菓子”とおっしゃる通り、今なお学ぶことの多い読み応えのある1册となっています。
レシピのページも、全て丁寧な工程写真付きで、工程ごとに段組みされたとても丁寧な分かりやすいレシピ!
お菓子作りを学びたい人の視点で編まれた、そんなページとなっていて、表紙にお目見えの枇杷とさくらんぼを用いた「タルト・ア・ラ・セイゾン」など、見た目にも美しい独創的な創作菓子から、伝統的なフランス菓子まで、ひと品ひと品思いが込められた文章と共に大切に紹介されています.:*・゜
また、「パリのホテル・ル・ブリストルで身につけ、日本の材料でおいしく作れるよう試行錯誤した、わたしの基本の生地とクリーム」として、パート・サブレ、パータ・フォンセ、パート・ブリゼ、パイ・エクスプレス、ビスキュイ・ジョコンド、ビスキュイ・ジョコンド・ショコラ、シロップ、パータ・ケーク、パータ・シュー、パート・フゥイユテ、クレーム・パティシィエール、クレーム・ダマンド、クレーム・オー・ブール、クレーム・シャンティも、丁寧な工程写真付きで学べます♪他、材料と道具のお話、お菓子の切り方なども♪
下記で紹介されているお菓子を全てご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
出版社品切れ または絶版 となっています >2019年4月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪