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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年5月現在
工藤雅夫 *撮影
中央公論社 / 暮しの設計185号
昭和63年8月初版 / 30×21 / 153p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-185 ]
家庭料理専門のお料理学校・江上料理学院を、創設者で義理のお母様でもある 江上トミさんから引き継がれ、また、料理研究家としてもご活躍の江上栄子さんが、和風、洋風、中国風 etc... さまざまに 魚介類のお料理を紹介してくれた1册。
春夏秋冬 巡る季節を愉しむ魚介料理、パエリャやブイヤベースなどいろいろな魚介をとり混ぜたお料理、缶詰を使った簡単魚介料理 etc... 日々のおそうざいを中心に、おもてなしにぴったりの華やかなお料理も紹介されています。
また、いかのおろし方、たちうおの背びれの抜き方、あじのおろし方、さばのおろし方、いわしの手開きと、下ごしらえが 丁寧な工程写真で参照できたり、種類や旬、調理法や特徴、美味しい求め方などを魚介類別に紹介してくれた「魚介小辞典」が愉しめるのも嬉しいところ♪
他、「だし・スープのとり方」「味噌漬け・粕漬けの作り方」もあります。
巻末には、「これだけはほしい調理道具いろいろ」「材料別・調理法別・料理名索引」も♪
魚介類のお料理は、昔に比べ、お肉と魚介のお値段が 逆転したことや、まえがきで江上栄子さんご指摘のとおり( ! )、魚をさばくことが特別になってしまったこともあり、食卓への登場回数が少なくなっているご家庭も多いかと想いますが、ビタミン類やカルシウム、亜鉛、セレンなど栄養成分はもとより、昨今注目されている DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、タウリン、アスタキサンチン etc... 魚介類ならではの機能成分も見逃せません!
また、こちらの本には、和風はもちろん、洋風、中国風、ペルー風、ビルマ風と 世界各国のお料理が紹介されていますが、他の国のお料理がしばしばしっかり加熱されたりこってり味付けされているのに対し、日本のお料理には素材をそのまま活かしたお料理がとても多いことに驚かされます!
それだけ海に囲まれた日本は、新鮮な魚介類に守られ、育まれてきたんだなと感慨深いです.:*・゜
まえがきで江上さんはおっしゃっています…“祖先から受け継いだ魚とのおつき合いの仕方を上手に生かし、また恵まれた時代に感謝しながら、おいしく魚介を食べ、与えられた幸せをますます楽しみたいものです。”と…。
どうぞお楽しみください.:*・゜
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「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪