シュルツ祥子 ドイツ家庭料理
わが家の料理ノート スープからお菓子まで、材料をいかした素朴な四季の味

シュルツ祥子 ドイツ家庭料理

黒部徹 *撮影
中央公論社 / 暮しの設計152号
昭和58年7月初版 / 30×21 / 152p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-152 ]

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シュルツ祥子 ドイツ家庭料理

黒部徹 *撮影
中央公論社 / 暮しの設計152号
1983初版・再版 / 30×21 / 152p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf2-152-r ]

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ドイツの方とご結婚され主婦として14年、シュルツ祥子さんは特に職業的に料理を研究されている方ではありませんが、義理のお母さまや友人達から伝授されたというドイツの家庭料理を、主婦ならではの生活の目線で季節ごとの行事を追いながら、存分に紹介してくれている1册です。

共著はご近所の主婦友達3名ということで、ご自慢レシピが持ち寄られています。シュルツ祥子さん撮影の街のスナップ写真やエッセイも充実でとても読み応えがあり、しばしば“経済的”という言葉が見受けられるところや作り置きできたり持ち回りできたりするレシピが多いところなど、堅実なドイツのお国柄が伝わってくるようです。

レシピは、「スープ」「野菜」「ソーセージとハム」「じゃがいも」「魚」「牛肉・仔牛肉」「豚肉・鶏肉・挽き肉」「卵」「デザート」「お菓子」と、食材別などで紹介。

また、四季のメニューとして、ドイツでの生活を1年に渡って追いながら、「早春 / 復活祭のメニュー」「五月 / マロニエの花が咲く頃のメニュー」「初夏 / ガーデンパーティーのメニュー」「夏 / 陽光あふれる頃のメニュー」「初秋 / 夜のビュッフェ・パーティーのメニュー」「秋 / 枯葉舞う季節のメニュー」「冬 / クリスマスのメニュー」「おおみそか / シルベスターのメニュー」と、フルコース仕立てのおもてなしメニューの紹介もあります。
レシピには、珍しい材料の説明やドイツの食材事情、また、バリエーションの展開なども添えられているのが嬉しいところ♪

他、露天市場の様子、ドイツ・ワインの楽しみ方、夏のバカンスについて、子どもの誕生日パーティー体験記、いちご狩りといちごジャムについて、オクトーバーフェストについて、ブイヨン作り、ビール考、鹿肉料理について、ドイツ人の食生活についてなど、エッセイもしばしばレシピ付きで大充実です!

下記では、紹介されているレシピをほんの一例ですがご紹介していきますね。

  • アスパラガスのクリームスープ
  • ザワークラウトのスープ
  • フェンネルのブイヨン煮
  • 昔ながらの芽キャベツ・ソテー
  • ヘルガ叔母さん風のアーティショー
  • ブラートヴルストのビールソース
  • ハムステーキのアーモンドソース
  • じゃがいもグラタン
  • クヌーデル三種
  • 鱈のケッパー・ソース
  • 白身魚のフライとソース三種
  • グーラッシュ(ドイツ風シチュー)
  • ルーラーデン(牛肉巻き)
  • ザッハー風ウィナー・シュニッツェル
  • コルドン・ブルー(仔牛のハム・チーズ焼き)
  • 豚の足のザワークラウト煮
  • 若鶏のソーセージ詰め
  • ミートロールとソース二種
  • ホッぺル・ポッぺル(ベルリン風残り肉オムレツ)
  • おばあちゃんの三日漬け卵とカリフラワーの酢漬け
  • オレンジ・チーズクリーム
  • ファン・クーヘン
  • アルメラおばさんのアップルシュトゥーデル
  • 木の実のチョコレート・トルテ etc...
  • 巻末の読みもの
    • 真味探究―46 たうえ 辻留 辻嘉一

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2020年3月現在

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