うつわ日和。

うつわ日和。

祥見知生 *写真と文
亀井啓太 *デザイン
NICO *イラストレーション
ラトルズ
2005 初版・2008.4刷 / 26×18.5 / 112p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜s9-5 ]

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「うつわ祥見」店主の祥見知生さんが、11人の作り手の想い、また、使い手として器と暮らすことについて、綴ってくれた1册です。

紹介されている作り手さんは、小野哲平さん、長谷川奈津さん、井上三希子さん、村木雄児さん、青木亮さん、村上躍さん、石田誠さん、矢尾板克則さん、田宮亜紀さん、鶴見宗次さん、谷口晃啓さん。
作り手さんたちの作品への想い、日々の暮らしが、すーっと心に入ってくるような詩のような文章で表現されていて、器にも現われたそれぞれの作り手さんの人としての魅力もまた伝わってくるような読み心地.:*・゜

他、「日々の器」として、めし碗、鉢、皿、片口、どんぶり、お茶の器、小さな器... 11人の“うつわびと”たちによる作品が、やわらかく包み込むような光と共に愉しめるギャラリーのようなコーナーや、最初にどんな器を揃えるか、器の手入れ、器を育てるということ、自由に器を使う、壊れた器との付き合い方、こどものうつわについて etc... 器との暮らし方を綴ってくれたコーナーも♪

どうぞご堪能ください.:*・゜

The key to the treasure is the treasure

いつもの食の風景がはじまる。
野菜をざくざくと切り 手早く器にのせる。
焼き魚 お浸し 煮豆 漬物
炊きたてのご飯を盛る。熱いお茶を入れる。

あたりまえのことに応えてくれる器がいる。

そこにこめられているものに はずかしくないように
そこにこめられているものを つなぎとめるように
台所に立ち 料理をつくる。

かっこよさや見せかけのことではなく
芯のあるもの こころのあるものを 日々使う。

使うことで 見えてくることがあり 感じられることがある。

膝をそろえて座卓に座る生活ではなくなったけれど
ご飯をいただく姿勢は美しくありたいと思う。

こころから美しいと思う器を使いたいと思う。

めし碗 皿 鉢 湯のみ…。

かろやかに日々を省みるとき
いつもこの器があったと そう思える器を使いたい。

第一章 日々の器 扉に寄せられた文章です♪

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