Proof of the pudding is in the eating
作ってみました♪
堀井和子 *著
堀井和子 *撮影*イラストレーション
若山嘉代子 L'espace *デザイン
文化出版局
1993.10 初版 / 22×19 / 114p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜s3-3-1 ]
堀井和子さんが、「気ままな」シリーズなどを 白馬出版から上梓後、 初のエッセイ『ヴァカンスのあとで』を上梓され、その後に上梓されたお菓子とパンとエッセイが愉しめるレシピ本です♪
後に、“粉料理研究家”という目新しい肩書きを名乗られることになる兆しが伺えるような、“粉を使ってオーヴンできつね色に焼く” お菓子たちが 素敵なエッセイと共に紹介されていて、“素朴な焼きっぱなしの粉の表情” が魅力的なお菓子や、果物の美味しさを引き出したお菓子が愉しめます!
前半でエッセイとお菓子の写真、後半でレシピノートが愉しめる構成となっていて、 エッセイは、美味しいいただき方、美味しくいただくタイミング、出来あがりのイメージと分量の加減について、バリエーション、保存法、失敗を重ねて気をつけるようになったこと、素材のこと、旅の思い出 etc... お菓子作りが本当にお好きなんだなということが伝わってくるような読み心地.:*・゜
例えば、「フィンガービスケット」の一節を少し抜き出してご紹介すると…
“作る過程がとても美しいお菓子の一つ。泡立てた卵のクリーム色の生地を搾り出して、上に雪のようにふわっと粉砂糖をふりかけて焼きます。粉砂糖は飾りではなく、スポンジ生地との間に薄い膜を作り、優しい香りも加えます。あまり色づかないうちにオーヴンから出して、紙からそっとはがします。フィンガービスケットをはがしたあとがまた絵のようで紙をとっておきたくなるのです。”…という感じです♪
後半のレシピノートでは、計量カップ/スプーンの換算表やお菓子づくりの基本も参照でき、それぞれのレシピに添えられたスケッチ風のイラストが素敵♪
発酵は、インスタントドライイースト / インスタントイーストが用いられています。
下記で紹介されているお菓子とパンをご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください.:*・゜
作ってみました♪
2008年に、講談社プラスアルファ文庫より文庫化されましたが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2024年3月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪