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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在
緒川たまきのまたたび紀行 ブルガリア篇
緒川たまき *写真*文*構成
春日優子 *アート・ディレクション＆デザイン
関万葉 *デザイン
ロッキング・オン
1998.10 初版 / 23.5×18.5 / 151p＋折り込み4p
ハードカバー
[ 商品番号 Ｎ゜k4-4 ]
日本では“ヨーグルトの国”のイメージで知られている東欧の国ブルガリアが、世界シェア(当時)8割のローズ・オイルの原産地であることをご存じでしたか？
こちらは、写真家で女優、モデルさんとしてもご活躍の緒川たまきさんが、ローズ・オイル原産地の街カザンルクを中心とした薔薇の谷で毎年６月に開かれている収穫祭 （…には間に合わなかったとのことで）、その祭りの余韻の残る薔薇の谷を訪れ紹介してくれた旅の記録です.:*・゜
まずは、本の装幀が素敵です。まるでホワイトワークのように白い薔薇の型押しが施されたクロス貼りの本体、ページを辿ると、折り込みで拡がるページや、カバーにも用いられている繊細な紙など、紙質の異なるページが挿入されているんです。
ページを辿ると… 美しいブルガリアンローズの数々、可憐な民族衣装をまとった現地の娘さんや少女たち、牧場、街の猫たち、現地のおばあちゃんたち、教会や墓地 etc... 緒川たまきさんの美学や美意識が感じられる写真が愉しめ、“たまゆら感”に包まれた緒川さんのセルフポートレートも充実.:*・゜
また、薔薇の名前や、山川弥千枝さんの短歌や小品、与謝野晶子さんの詩や歌もページを彩っていて.:*・゜
巻末では充実の旅行記も愉しめ、衝撃の“異郷体験”、蒸留工場やローズ博物館、ギリシャ正教会などを訪ねた時のこと、お食事のお話も詳しいです。
どうぞご堪能ください.:*・゜
