Information
2015年6月に、刊行150年を記念して、さらなる新装幀版が上梓されています!
2004年新装幀版、2015年新装幀版は、ただいま流通中です >2018年6月現在
ジョン・フィッシャー*作
開高道子*訳
石黒紀夫 *装丁
文化出版局
1978初版・1991.12刷 / 26.5×19 / 118p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-1-1 ]
★グレーのハードカバー版です
ジョン・フィッシャー *作
開高道子 *訳
永田萌 *カバー
芳村真理 *解説
新潮社
昭和58年3月初版 / 文庫サイズ / 256p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef5-1-2 ]
★文庫版です
ジョン・フィッシャー *作
開高道子 *訳
芥陽子(cozfish) *装幀
KKベストセラーズ
2004.8 初版 / 19×12.5 / 195p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-1-3 ]
★新装幀版です
グレーのハードカバー版
チャコールグレーのカバーに、うすいグレーのページ…一見絵本のような大判でありながら子ども子どもしていないところがなんとも魅力的!シックな装幀に一目ぼれの Alice のお料理本です。
こんな素敵な本だから、もちろん紹介されているお料理だって、ただ者ではありません♪
例えば、[バタツキパン蝶プディング][卵のココット“やさしいアリス風”][「お飲みなさい」スープ][永遠にもらえないジャム]など…。
お料理のネーミングを見るだけで、なんだかわくわくしてしまいますね!
ここで1つ、レシピをご紹介☆ レシピがまた、とっても楽しいんですよ♪
「お食べなさい」ケーキ
こんな感じです!最後のコメントが効いていますね。
また、巻末には、ルイス・キャロル氏の講演記録「精神の栄養学」と、「コミック・タイムズ」誌に掲載された「エチケットのためのヒント」が紹介されています。「精神の栄養学」は、乱読家にはちょっと耳が痛いお話☆
なお、1つ1つのレシピでは、そのレシピがインスパイヤーされた Alice のお話からの抜粋と、ジョン・テニエル氏によるモノクロの挿絵も愉しめます♪
下記でもう少し“不思議なお料理”たちをご紹介しますので、ぜひお試しになってみてくださいね!
☆あと、グレーのハードカバー版には、訳者の開高道子さんによる序文もあります♪
文庫版
1983年に、文庫版が上梓されました。
文庫化にあたって、開高道子さんの序文がなくなってしまっていますが、こちらでは芳村真理さんの解説を楽しむことができます。
開高道子さんのご両親であり、共に食に関するエッセイでも知られる開高健さん・牧羊子さんのお話、この本の中のお料理を芳村さんが司会をされていたテレビ番組「料理天国」で、牧羊子さん、開高道子さんがそれぞれに披露、“母子競演”が実現されたことなど、興味深い内容です♪
本文・挿絵は、グレーのハードカバー版と変わりないようです。
新装幀版
2004年には、単行本サイズで上梓されました♪
本文・挿絵は、グレーのハードカバー版と変わりないようで、開高道子さんの序文や芳村真理さんの解説はありません。
こちらの版は、グレーのハードカバー版とはまた違う趣きで、クラシックな感じの装幀がとても素敵!
金の箔押しが効いていたり、鏡の国にちなんででしょうか( ! )…カバーの裏側までとても凝っています。鮮やかな色で現れる洋書のような本体のデザインや見返しのデザインも、心惹かれる素敵さとなっていますよ♪
それぞれにサイズも雰囲気も異なる3バージョン、ぜひお好みでお愉しみください.:*・゜
2015年6月に、刊行150年を記念して、さらなる新装幀版が上梓されています!
2004年新装幀版、2015年新装幀版は、ただいま流通中です >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪