ル・メールのマザーグース・メロディ

ル・メールのマザーグース・メロディ

ウィルビーク・ル・メール *画
アルフレッド・モファット *採譜
谷川俊太郎 *訳詩
吉田新一 *解説
岡田博美 *ピアノ演奏
岡本明 *ブックデザイン
偕成社
1993.2 初版 / 18×22 / 88p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef44-1 ]

sorry... sold out

ヘンリエット・ウィルビーク・ルメールさんは、オランダを代表する挿絵画家… 幼い頃から画才に恵まれ、1904年に本を出版し世に出たのはわずか15才の時というエピソードが、ルメールさんの才能を物語っています♪

こちらは、ルメールさんがマザーグースの唄の世界を描いた『Our Old Nursery Raymes(クレジットのママです)』『Little Songs of Long Ago』の2册から 34の唄が抜粋されまとめられた翻訳版.:*・゜
見開き左側が画で、右側が楽譜と歌詞になっているところも、原書の構成と同じとのことで、楽譜部分の飾り枠も、ルメールさんが描いた原書のままのようです♪

ルメールさんの画は、パステルカラーではなくて、ペールカラーというのでしょうか… なんともいえないはっとするような美しい色遣いで、細やかな描写は端正で気品があります。でも、冷たい感じにならないのは、描かれている子どもたちや動物たちが生き生きと動いているからでしょうか♪ また、画が美しい飾り枠に囲われているのも特徴で、とても優美で愛らしいです.:*・゜

訳は、巻末にまとめられていて、訳者は谷川俊太郎さん♪ 氏は、講談社より全4巻の『マザーグース』を上梓されていますが、こちらは、5つの詩が新訳である以外は、『マザーグース』より転載されているようです。
同じく巻末には、吉田新一さんによる「20世紀初頭、挿絵画家の黄金時代 可憐に花ひらいた15才の天才少女」という文章も♪

あと、こちらの御本で特筆すべきは、実際に伴奏できて唄える楽譜がついているのはもちろんのこと、さらに耳でも愉しめるCDが付いていること!(ロンドンのスタジオで録音されたようです)
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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