食と暮らしの古本屋 eclipse plus

詩やエッセイやちいさな物語たち…‘zuzu’こと、安井かずみさんの１册です。

収められているのは…
タイトルに‘空’を冠した連作詩「空にいちばん近い悲しみ」、作詞について、自由について、悲しみについて、歌手・zuzuについて、盗作について、３回の変身を遂げた歌詞について…エッセイ「わたしの歌　愛の歌」、孤独・愛・心暖まること・日本の伝統…若者の心情に照らしてさまざまに考察するスケッチ風エッセイ「若者たちのノート」、美しく退廃的な欧州のジェットセッターをモチーフとしたお話「カロとジャニンヌ」、小詩集「たとえば好き　たとえば嫌い」、ある日出逢った不思議な男の子…夢のようなパーティーへの誘い…シンデレラチックな幻想物語「ミーティング」。

安井かずみさんの写真が使われた表紙とカッコイイ見返し、白い紙で挿まれた宇野亜喜良さんの幻想的な線描画５葉……装幀、そして内容など全てにおいて、期待を裏切らない、‘ゴージャス’な１册！

文中にさりげなく登場する人々は、ジュリー、村井邦彦氏、平尾昌晃氏、アダモ氏、フランソワーズ・アルディー嬢、かまやつひろし氏、なかにし礼氏、石坂浩二氏 etc...交友録だってとってもゴージャスです…♪

詩やエッセイやちいさな物語たち…‘zuzu’こと、安井かずみさんの１册です。

収められているのは…
恋・東京・サントロぺ・パリ・別れ…ノンフィクション？的手法で描かれたスケッチ風日記「恋のダイアリー」、小詩集「NOW」、タイトルに星座を冠したさまざまな恋のスケッチ「空にかいたしあわせ」、夏・はたちの頃・海・母校のフェリス女学院・愛…瑞々しく語ったエッセイ「夏のない季節」、小詩集「アフリカ」、ふたりの男性を愛する魅力的な女の子の物語「キッチンとベッド」、恋の始まりから終わりまでをシーンごとに断片的にスケッチした「二人のシナリオ」、小詩集「ミッドナイト」、人生のタイプを観念的に綴った「七人の女」、長篇詩「風の言葉」、三十分の使い方、愛用のやかん、待つということ…エッセイ「わたしのもう一つの時間」。

“なぜ、絵を勉強するかというと、美しい女になるためなの……”昔、上級生がつぶやいた言葉を心に留め、しみじみと感謝を捧げるエッセイ「はたちのモノローグ」など、読みごたえたっぷり！
“レディー”の気持ちが いっぱい詰まっています。