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くるみわり にんぎょう
ホフマン *作
山主敏子 *文
堀内誠一 *絵
偕成社
1968 初版・2010.10刷 / 26.5×21.5 / 33p
ハードカバー
[ 商品番号 Ｎ゜ef22-20 ]
後期ロマン派のドイツ幻想文学を代表する作家として知られる E.T.A.ホフマン氏によるメルヘン 『くるみ割り人形とねずみの王様』を堀内誠一さんのイラストで愉しめる絵本です♪
『くるみ割り人形とねずみの王様』は、後に、アレクサンドル・デュマ氏も小説化し、その小説を原作とした「くるみ割り人形」は、「チャイコフスキーの三大バレエ」のうちの１つとして、クリスマスを彩る風物詩となっていますが、こちらは、ホフマン氏原作版の少女マリーが主人公です♪
堀内誠一さんの描く「くるみ割り人形」の世界は、群青色を基調として、さまざまな色彩が用いられ、美しく華やかな夢の世界が描かれています。
特に、群青となんともいえないシックなピンク色、黄色の取り合わせがとてもきれい.:*・゜
ちょっと無骨な風貌だけれど勇ましくて頼りになる くるみ割りさんやおもちゃたちの大活躍、氷砂糖の牧場や金や銀の果物が光る森、美味しそうなレモネードの川、ボンボンの町、お菓子の国など、子どもの夢がいっぱい詰まっていて、少女マリーの優しさや勇気、くるみ割り人形の感謝の心など、クリスマスにぴったりの心温まるお話です。
どうぞご堪能ください.:*・゜
