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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
フランス民話、山口智子 *再話
堀内誠一 *画
福音館書店 / こどものとも319号
1982初版・1998.2刷 / 26×19 / 32p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef22-5 ]
主人公はピトシャン・ピトショという男の子(面白い名前!いきなりすごいインパクトです☆)、ある日道でお金を拾い、イチジクを買います。
早速台所の窓際で食べていると、最後のイチジクが手からぴょんと飛び出して、なんと落ちた庭から大きなイチジクの木が生えます。
木にはイチジクがどっさり!早速イチジクをもっと食べようとピトシャン・ピトショが枝に登ると、袋をかついだ大きなオニが現れて…!不思議な魔法!?で、まんまとピトシャン・ピトショを袋の中に入れ家路へと向かいます。
…イチジクはオニの罠だったのでしょうか?そして、ピトシャン・ピトショはオニの思惑通り夕食になってしまうのでしょうか??
いえいえ、ピトシャン・ピトショは賢い男の子、ちゃんと逃げ出して、その上、オニをやっつけてしまいますよ。
堀内誠一さんの絵は、グラフィカルな切り絵のような線を基調としたデザイン色豊かな感じで、ピトシャン・ピトショの痛快なお話を、楽しくモダンに盛り上げています。オニとそのおかみさんの造形もユーモラスで楽しい所。
色使いもきれいで南フランスのお話かどうかは分かりませんが、そんな感じが漂っています。
最初のタイトルと最後のページ部分も、堀内さんの解釈なのでしょうか、一工夫あって洒落ています♪
さすが!なセンスで描かれているだけでなく、そこかしこにユーモアも見られる嬉しい1册となっていますよ。
初出は、こどものとも319号(1982.10)です。
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪