食と暮らしの古本屋 eclipse plus

「こどものとも」200号のお祝いに素敵な手紙がたくさん届いたので、皆さんにもご紹介しましょうと始まるこちらの絵本、かわいらしい装幀に心弾ませながらページを辿っていくと…見開きで次から次へと、堀内誠一さんならではのさまざまに多彩な作風で描かれた楽しい手紙たちが現れます！

手紙の送り主たちは、魔法の国のお菓子の家に住んでいる魔女や、巨人国のチビッコ・ガルフとトロル、幽霊国の透明な兄妹、暗闇国の黒龍図書館利用者一同、ドイツのもじゃもじゃペーター、メルヘンの国の小人たち、アフリカの動物サーカスの団員たち、りんごの家に住む昆虫博士、月に住むロボットアルミイ、おもちゃの国の人形たち、北極のエスキモー兄妹たち、そして、イートハーブの動物たちからも！
絵本やお話の世界が大好きな方ならきっと、わあ！と嬉しくなってしまうような遊び心に溢れていて、愛情たっぷりのパロディの数々には、ニコニコしてしまうこと請け合いです♪

また、ラストのページでは、ぐりとぐら、だるまちゃんとてんぐちゃん、たろうやぐるんぱなど、「こどものとも」でおなじみの仲間たちが勢揃い！
お祝いに皆で、ぐりとぐらのカステラ（！）を食べているんですよ♪
それぞれの手紙に添えられている趣向が凝らさせた切手のデザインもとっても素敵ですので、どうぞご注目くださいね！