Information
2009年12月に講談社文庫から文庫化されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
レイチェル・アンダーソン *作者
江國香織 *訳者
荒井良二 *画家
講談社
1999.6 初版 / 20×13 / 99p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef21-3 ]
主人公は、ちょっと『ライ麦畑でつかまえて』のフィービーを想わせるな6歳の女の子。
3歳の時にお母さんが再婚して、新しいお父さんと、それから素敵なおばあちゃんに恵まれますが、おばあちゃんが他界…。
お話は、なんと天国のおばあちゃんと女の子の書簡形式で進みます。
おばあちゃんが他界してから女の子が受けとった天国のおばあちゃんからの手紙、そしてやがて訪れる本当のほんとうのお別れ……。
ちいさな女の子が‘大好きな人の死’と否応無しに直面した時に感じた事が、心のままに描かれています(ちなみに、献辞には、亡きおばあちゃんたちについて話し合ってくれた中学生たちへの感謝が掲げられています)。
亡くなった人からの手紙なんてあり得ないことですが、そのことは決して否定されることなく、やがて女の子は死を超えた大きな愛の認識と共に、なんとなく現実へと戻っていって…非日常から日常へと戻っていく様子が、季節の移ろいを通して優しく描かれています。
春、夏、秋、冬…と各章の初めに、それぞれの季節をイメージした荒井良二さんのイラストが見開きで楽しめるのも、季節の移り変わりを鮮やかに感じさせてくれる趣向になっていて、素敵(またイラストがとってもキュートです♪)。
感動的なラストは、クリスマス☆
愛がいっぱい詰まった温かい1册となっています.:*・゜
2009年12月に講談社文庫から文庫化されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪