食と暮らしの古本屋 eclipse plus

ムーミンのお話には、美味しそうな食べ物がいっぱいでてきますね♪
一度でいいからムーミンママの鳴らすドラに呼ばれて、御相伴に預かりたいと夢見てる方も多いのではないでしょうか？ そんな方はどうぞこの、ムーミンママのお料理の本をご覧ください！

‘ふだん用’から‘ちょっと手のこんだ’ものまで［朝食、昼食、夕食、夏の夕べに、お庭のパーティー、ピクニック、収穫祭、冬の夜に、お誕生日に］の９つにカテゴリー分けされた、フィンランドならではの家庭料理がたくさん紹介されています。

ヴィーリやリンゴンベリー（こけもも）、ビーツなど珍しい材料を使ったお料理もありますが、普段使っている食材で間に合うレシピもたくさんありますので、どうぞご安心ください。また、簡単なお料理には‘大笑いミイ印’も付いていますので（！）、初心者さんでも気軽に挑戦できる感じです！

ジャムとして日本でも浸透してきたルバーブを使ったレシピや、はまったら癖になる独特の香りが美味しいハーブ・ディルを用いたレシピが多いのも特徴。
また、「箱料理」（フィンランドではグラタンのことを箱料理と呼ぶそうです）もバリエーション豊かで、お米を使ったレシピがあったり、‘ムーミンカフェ’のメニューにもある「ヤンソンさんの誘惑」があるのも、嬉しいところです。

もちろん、おやつだって大充実♪ムーミン谷では保存食でもあるジャムの作り方もバリエーション豊かに載っていますし、ムーミンママに‘寝しなのお菓子’としてもらえる、キャラメルの作り方だって載っています。
他、飲み物では、発酵させて作る清涼飲料「シマ」や、体の芯から温まる「グロギ」、そして「ムーミンママの風邪退治ジュース」なども！

食べ物に関係するムーミン童話からの引用やヤンソンさんのイラストもページを彩り、それはそれは愉しく美味しい１册となっていますよ♪