Information
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
ジビュレ・フォン・オルファース *作
秦理絵子 *訳
平凡社
2003.12 初版 / 21×28 / 26p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef17-1 ]
家でお留守番をしていたマリーレンちゃんが ひとりぼっちで寂しく外を眺めていると、ひらひらと降る雪がいつのまにかふんわりと“ゆきのこ”になって、雪の女王のお城へ行こうと誘います。
“風の子さん”がひくそりに乗って着いたところは、きらきらひかる素敵の国!
ご馳走を食べたりお姫さまと遊んだり♪
でも、しばらく経つとマリーレンちゃんはお家へ帰りたくなってしまって…。
ドイツの古典絵本として愛され続けているオルファース嬢の初めての絵本…優しく、愛らしく、清らかな1册です。
オルファース嬢の絵本を眺めていると、めったに人が入ることのない深い自然の中で深呼吸しているような、そんな清々しい気分になります。
柔らかく繊細な線、透明感のある落ち着いた色あい、また、こちらの初版は1905年ということで、アールヌーヴォーの洗練も美しく見どころです。
お話は、とても素朴だけれど、温かいまなざしに溢れた上質なファンタジーで、両手を広げて待っているお母さんの元にマリーレンちゃんが帰っていく最後のページでは、夕焼けで空も温かなオレンジ色、ほっと懐かしいような安心感に包まれます.:*・゜
シュタイナー教育の“オイリュトミスト”としてもご活躍の秦理絵子さんの訳も、詩のような歌うようなリズムがとても素敵。ひらがなが多いところがお話にぴったりで、優しい印象です。
“ゆきのこ”たちの可愛らしさ、また、暖かそうでお洒落なマリーレンちゃんの装いにも、どうぞご注目くださいね♪
出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪