ガムドロップ号

ガムドロップ号

バル=ビロ *文*絵
久米穣 *訳
安野光雅 *レイアウト
水野プロ *ケース
講談社 / 世界の絵本*イギリス
昭和46年8月初版 / 29×23 / 27p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef15-8 ]

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ビルおじさんの自慢は、ステキなクラシックカー・ガムドロップ号に乗っていること。街の皆がガムドロップ号のことを知っています。

ある冬の日、ビルおじさんがいつものようにガムドロップ号を運転していると、目の前に、にわとりの親子が!あわててハンドルを切ると、ガムドロップ号は雪の積もった深い溝にはまってしまいます…でも大丈夫!蒸気トラクターの“ばか力のひっぱりおじさん”や、街の皆に助けられ、一安心。
ところが、一番の自慢・ガムドロップ号の前についている金色の温度計をなくしてしまって…☆

作者のバル=ビロ氏は、もともと本の装幀家さん。
子ども達の為の絵本を創りたいという夢を、我が子のように可愛がっているクラシックカー・オースチン=クリフトン=ヘビー12-4をモデルにしたこのガムドロップ号の冒険シリーズで叶えられたそうです。ちなみに、このお話はシリーズ2作目、5作目はテレビにも登場したそうですよ♪

絵は、精密ながら軽やかなペン画、重ねられた色彩はイギリス代表の絵本にふさわしいシックな色合いです☆

また、ガムドロップ号、ばか力のひっぱりおじさんの他にも、1904年型のド=ディオン=ブートン号など、かっこいい車がたくさん登場し、大活躍します。
車は擬人化されている訳ではないのですが、読んでいるうちに親しみさえ感じられてくるのは、やはり作者の車に対する愛情が伝わってくるから♪タイムズ紙も「これほど技術的に正確で、しかも、あたたかく夢のある自動車の絵本を、はじめて見た」と大絶賛だったそうですよ!

見返しにも、車の図解が描かれていたりと、車好きのちびっ子には特にお薦め!な1册となっています☆

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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