くつやさんとはだかのこびと

くつやさんとはだかのこびと

グリム兄弟 *文
カトリン=ブラント *絵
塩谷太郎 *訳
水野プロ *装丁
安野光雅 *レイアウト
講談社 / 世界の絵本*ドイツ・スイス
昭和46年初版・50年3刷 / 29×23 / 23p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef15-6 ]

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人が良くて働き者なのに、生活が苦しい靴屋さん…とうとう靴を作る革も最後の一足分しかなくなってしまった時、不思議なことが起きます。夜眠って朝起きると、なんと最後の分の革を使った靴が仕上がっていたのです!
それからというもの、その不思議は毎晩続き、靴屋さんの生活はだんだんと楽になっていって…!
一体、夜中にこっそり、靴を仕上げてくれているのは誰なのでしょうか?

お話は、ご存じ・グリム童話の一編です。
原題は「ディー=ウィヒテルメンナー:DIE WICHTELMANNER」…ウィヒテルメンナーは、“深夜家人が寝しずまったころ、こっそり姿をあらわして、家事や手仕事をやっておいてくれる、ちっぽけな妖精”とのことで、ドイツの民話などにはよく出てくるそうです。

絵は、とてもシックで、やわらかで弾むような線と、落ち着いた色遣いが魅力的です☆
画家のカトリン=ブラントさんは、初めて手掛けたこの絵本で、2つも国際的な賞を受賞されていますが、それも納得という感じ!
安野光雅さんによる余白を活かした素晴らしいレイアウトも、どうぞお楽しみくださいね♪

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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