Information
1984年に「講談社の翻訳絵本シリーズ」として、新装版が上梓されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
三びきのちびっこライオン
ポール=ブクジル *文
ジョゼフ=ウィルコン *絵
那須辰造 *訳
水野プロ *装丁
辻村益朗 *レイアウト
講談社 / 世界の絵本*フランス
昭和46年初版・50年3刷 / 29×23 / 33p
ハードカバー
[ 商品番号 Ｎ゜ef15-3 ]
三びきのちびっこライオンのお家は、動物園の檻の中。一度、外へ出てみたくてたまりません。
でも、ある日、おいたが過ぎて、ひひのゼフィラン先生に紐でしばられていたところを、人間の女の子のシルベットちゃんに助けられて…そのまま、動物園をお散歩です！
初めて出逢うたくさんの種類の動物たちに、ちびっこ達はびっくり…そしてもちろん大喜び♪よく似たトラの子どもたちとも仲良くなって、時間も忘れて遊んでいると、いつしか辺りは真っ暗に！
ちびっこ達は、無事お家へ辿りつけるのでしょうか…！
フランスの児童文学作家であるブクジル氏の文章に、ポーランドの絵本画家であるウィルコン氏が絵を寄せたこの絵本は、フランスとポーランドで、同時出版されたそう。
お話の中にたくさんの動物たちを盛り込んで紹介した楽しい文章と、日本画の技法のような、ぼかしやにじみを活かした味わい深い絵が、とても素敵な１册です！
特に、ちびっこライオン達のはしっこそうで利発そうな目は、歌舞伎役者の目はりのようにくっきりと、表情豊かに表現されていて、とても印象的☆
また、ちびっこ達のむくむくとした毛皮の感じや、ぴんっと伸びたしっぽもとってもかわいいです♪
好奇心いっぱいのちびっこライオン達の表情を、どうぞお楽しみに…！
