Information
1992年にJICC出版局より、文のないまま、『大好きなぼくのともだち』として出版されていて、2000年には講談社より、きたやまようこさんにより文が付けられ、『ぼくのちいさなともだち』として出版されています。
TOKYO BOOKLAND版は、出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在
Andre Dahan(アンドレ・ダーハン) *著
1991 / 30×20.5 / 25p
TOKYO BOOKLAND
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef14-p-2 ]
硝子の鉢でちいさな魚を飼っていた猫、やがて魚は大きくなって、ちいさな鉢では窮屈そう…。
もっと悠々と泳がせてあげたい……猫は、魚を自然の中に解き放ってあげます。
淋しそうに、魚が泳いでいった先を見つめる猫、ずっとずっと、まるで魚を待つように見つめています。すると、魚が戻ってきて…!
お互いに思い合う猫と魚が描かれた、アンドレ・ダーハンさんによる限りない愛に溢れた絵本です♪
文のない絵本となっていて、1枚ずつダーハンさんのサインが入ったイラストが、ストーリーを奏でるように続いていきます。
1枚ずつ大切にサインが入っているからでしょうか、それとも文がないからでしょうか、1枚1枚のイラストが、いろいろなことを語りかけてくれるような豊かさに満ちていて、読み終わってからも、1シーン1シーン、何度も見返してしまいます。
やわらかな優しいタッチで描かれたイラストは、光の描写が素晴らしくて、幻想的だったりユーモラスだったり.:*・゜
そして、文はなくても、猫と魚がお互いに大好きだということが、その表情から溢れんばかりに伝わってきます!
この絵本は、1992年にJICC出版局より、文のないまま、『大好きなぼくのともだち』として出版されていて、2000年には講談社より、きたやまようこさんにより文が付けられ、『ぼくのちいさなともだち』として出版されています。
どちらの翻訳版も、猫と魚は“ともだち”となっていますが、猫の魚を思う気持ちは、まるで親が子を思う気持ちのようにも想えます。
シェル・シルヴァスタインさんによる『おおきな木』に通じるような無償の愛の尊さも感じられつつ、もっと温かくて、もっと幸せな、限りない愛に満ち満ちた1冊です.:*・゜
ちなみに、表紙とラストでお目見えしているイラストは、村山由佳さんの小説『きみのためにできること Peace of Mind』(ハードカバー版)の表紙にも使われていますよ♪
大切な人、大好きな人を想いながら、どうぞご堪能ください.:*・゜
1992年にJICC出版局より、文のないまま、『大好きなぼくのともだち』として出版されていて、2000年には講談社より、きたやまようこさんにより文が付けられ、『ぼくのちいさなともだち』として出版されています。
TOKYO BOOKLAND版は、出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在
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