マッチ売りの少女

マッチ売りの少女

ハンス・クリスチャン・アンデルセン *文
クヴィエタ・パツォウスカー *絵
掛川恭子 *訳
ほるぷ出版
2006.5 初版 / 29.5×24.5 / 26p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜e1-2-32-1 ]

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“色彩の魔術師”と呼ばれるチェコの絵本作家パツォウスカーさんが描く、アンデルセンの名作『マッチ売りの少女』.:*・゜

デフォルメされた独特の造形で描かれたユニークな絵は、コラージュの手法の多用も相まって、子どもの絵のような自由で伸びやかな楽しさ!

物語の情景というよりは、マッチ、裸足で歩く少女の足、寒さに震える少女の瞳、家々の窓、クリスマスの御馳走、マッチの火 etc... 物語に出てくる印象的なモチーフを独自の解釈で際立たせ描く形で物語のエッセンスを抽出してくれているような、そんなイラストとなっています。

どのイラストも素晴らしいですが、特に、凍えていた少女の瞳が色彩豊かに彩られるラストのイラストに、心が癒されます。
どうぞご堪能ください.:*・゜

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