Information
1997年にパロル舎より新版が上梓されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
舟崎克彦 *文
落田洋子 *画
ウオカーズカンパニー
1989.12 初版 / 25×21.5 / 32p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜e1-1-13-1 ]
昔はホテルだったという不思議な形の建物、今は猫たちが集い泊まる場所になっています。
ある晩、デジャ・ヴという名前の猫がやって来て、離れざるを得なかった飼い主との過去を語り始めて…。
入れ子構造のような不可思議な心の襞の迷路に迷い込んでしまったような…そんな気分になる童話です。
いじらしい猫、クールな猫、誇大妄想を抱いた猫... うるんだ瞳を持つさまざまな猫たちは、細密画のように繊細なタッチで描かれ、また、サボテンをモチーフにした作品はもちろん、不思議な花の花粉を浴びるしまうまに乗った裸の人、バス停の近くで井戸を覗き込む男の人、拘束されたベッドの上で涙を流す胸像、糸がまきついた卵(繭?)の周りにただよう裸の人々 etc... お話の筋に沿っているというよりは、1枚1枚が落田さんの完結した作品のような…そんなシュールレアリスティックな作品が堪能できます。
夜、みんな寝静まってから、独りでゆっくり眺めたい1册.:*・゜
どうぞご堪能ください.:*・゜
1997年にパロル舎より新版が上梓されていますが、いずれも出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪