食と暮らしの古本屋 eclipse plus

「子どもの本専門店メリーゴーランド」店主・増田喜昭さんとの出逢いによって「フェリシモ」さんより誕生したシリーズです！
元々は、「フェリシモ」さんでお客様へのプレゼントとして届けられていたようですが、好評で、ミニ版が「フェリシモ」さんのサイトで３巻セットで購入できるようになり、さらにミニ版にはないお話が３册追加されてワイド愛蔵版も上梓され、書店で流通中です♪

グリム、アンデルセン、日本民話、落語などおなじみのお話から、おなじみのお話を源泉とした創作など、バリエーション豊かなお話に、豪華執筆陣！

さすがに長年丹精込めて絵本の紹介を続けてこられた増田喜昭さんのお仕事！と思わず納得のシリーズです.:*・゜

お子さんはもちろん、絵本がお好きな大人の方、さらに、普段は絵本を眺めることのない大人の方にもぜひご覧いただきたいラインナップとなっています！
どうぞご堪能ください.:*・゜

「あたい赤ずきん。」で始まるいしいしんじさんの文章に『きょうの猫村さん』のほしよりこさんが同時進行で絵を描いた、深い思索に富む創作絵本。どこにもない一冊です。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

長年、新田さんが太鼓を手に語り聞かせてきた子どもたちに大人気の昔話を、田島さんが力強いタッチで描きだしました。ゆったりとした東北弁が大らか。ぜひ声に出して読んでほしい一冊です。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

有名なこのお話が、荒井さんの手にかかるとこんな姫になる。驚きです。絵から７人の小人の溜息までも聞こえてくるよう。「白雪姫」はお妃の話でもあるのだということを思わせてくれる岩瀬さんの文章も見事。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

かつて『少年児雷也』や『猿飛佐助』を愛読していた飯野さん構想十数年の絵本が満を持して登場！作者の楽しくてたまらない気持ちは読む人にもきっと伝染するはず。活劇のような楽しい一冊。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

アンデルセンの作品を角田光代さんという言葉の名手によってお届けします。履いたとたん踊りだす、赤いくつ。網中さんは、この怖くて痛くて悲しく美しい物語の気配をのびやかに描ききっています。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

冬に読みたいスウェーデンの民話。「くぎ１本でうまいスープをつくる」という旅の男に、けちん坊なおばあさんは……。心地よいテンポの文章とスズキコージさんの絵の魔法にかかってしまう一冊です。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

ポルトガル民話をベースに、心の目で見るということ、自らを受け入れるということ、民話の形に盛り込まれた作家の思いを表情豊かに描き出す透明感のある絵が印象的。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

恋女房の笑顔のためならなんでもしてしまう、おばかでかわいらしい男の人ばかりが登場。のびのびとした石井さんの絵、人間っておかしいねと、お茶目に語りかけてくる二宮さんの文章が楽しい。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

活きのいい文章と迫力に満ちた絵が、長く読み継がれてきた日本民話の世界へと読む人を一気にひきこみます。ちょっぴりコワくて面白い、手に汗にぎる絵本です。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

匂い立つように詩的で湿度のある内田也哉子さんの文章を、物語の気配に満ちたモノトーンに近い油絵で表現した水口さん。静かな緊張感と上質な品格を感じさせる音楽のように美しい絵本。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

「トトントトン……」夜中にキツネが戸をたたく音で目が覚めた正子ちゃん―。静謐な中にユーモラスなお話。文章の奥にある余白の気配が広がる絵。透明感漂う小さな映画のような絵本（「フェリシモ」さんの紹介文より）

とろーりと町を飲みこんでいくおかゆの様子は、微妙な線で雰囲気を表現する銅版画だからこその迫力。人気作家と新進画家のフレッシュな絵本をどうぞお楽しみください。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

森をめぐるのは季節、水、空気……。木々が森を作り、動物や植物が生きていく場所となる。森もまたゆっくりと変化していくことを教えてくれる、滋味深い文と写真の絵本。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

子どもの孤独を描いた傑作。大人には見えなくなったものが子どもには見えているということを、大人は知っていたほうがいい。誰のところにも熊ちゃんはいるのかもしれません。表紙とラストシーンの絵が絶妙。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

なかなか周囲になじめず、もうひとりの自分がいたらいいのに、と思っていたしいちゃんの前に現われた風変わりなおばさんは―。幼い時の震えるような心持ちを懐かしく思い起こさせる繊細な物語。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

光の粒のように輝くもんしろ蝶の短い命と、永遠のように長い池の命の時間。出会いと別れ。シンプルで潔く、そして深い慈しみに満ちた絵本。皆川明さん初めての絵本作品としても注目です。（「フェリシモ」さんの紹介文より）

転がっていくだんごを追いかけて、おばあさんは暗い穴の中に…。自在な筆のタッチで描き出した絵の迫力と、異世界の有様を淡々と書いて印象深い文章。新しい定番となる絵本ができました。（「フェリシモ」さんの紹介文より）