辰巳芳子の家庭料理の世界 「手しおにかける食」の提案
平凡社 / 別冊太陽
2002.5 初版 / 29×22 / 143p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf26-sp-1 ]
- 四季の恵みを受け取って 鎌倉辰巳邸の庭(グラビアと辰巳さんからのメッセージ)
- これからの台所・考
- 『典座教訓』が教えていること 台所仕事は、いのちへの思いやり
- 円覚寺派管長 足立大進老師×辰巳芳子(対談)
- 受け継ぎたい、真心の込め方 辰巳芳子 *文
- (お母様である辰巳浜子さんのお料理ノート・包丁としゃもじ、ご両親の金婚式の献立の書、お祖父様が大切にしてらっしゃった船上メニュー etc... 思い出の品が紹介されながら、辰巳家に受け継がれる食の心が綴られています)
- 台所が変わると料理も変わる
- 小泉和子×辰巳芳子(対談 - 「昭和の暮らし博物館」を訪ねて)
- 21世紀型キッチンの提案
- (辰巳さんと建築家・熊谷茂典氏のコラボレーションで生まれた夢のキッチンの設計図が紹介!)
- 辰巳芳子の台所道具
- (辰巳さん愛用の道具が拝見できるコーナー♪裏ごし器、二合のチロリ、すり鉢とすりこ木、ほうろうの鍋、ほうろうの角バット、アルマイトの鍋、茶わんかご、二重鍋、冷蔵庫内のボックス、干しかご)
- 仕込みもの
- (梅仕事いろいろ、トマトやりんごを活かして、かんぴょう・干物・生ハムなどの“風の仕事”etc...)
- ゆるやかな時間のなかで 思索のとき(修道院での辰巳さんのリラックスタイムの過ごし方が紹介)
- 私たちの食環境は、今
- 食の現場から思うこと
- (食の安全性や自給率など食材を取り巻く環境について、「良い食材を伝える会」について etc... )
- 日本人は、何を食べてきたのか(中村丁次氏による寄稿)
- 座談会 現代の食を考える 中村靖彦×アン・マクドナルド×斎藤寿×進士五十八×富谷亜喜博
- デフレ時代の現状から見えてくるもの
- 家庭に料理を取り戻すために
- 辰巳芳子と訪ねる農の現場 有機米に未来を託す - 新潟県朝日村
- いのちを育む食卓 辰巳芳子 *文
- いのちの基本は穀物と汁
- (一番だし・二番だし / 煮干しだし / だしの保存と利用も詳しく紹介♪お味噌汁の季節の具材のおいしい取り合わせも!)
- これからの料理作法 日本の食文化を伝承する
- 晴れの日の日本の味、母の味
- 和えもの(白和えの作り方も♪)
- ごまを扱う(いりごま、練りごま、和え衣の作り方も♪)
- 日本の香り―薬味・つま・けん・吸い口―
- 異文化を取り入れる
- 合理的に食べる(乾物や展開料理のお話♪)
- よい食材と温かい食卓が未来をつくる - 自国の食文化を考える
- ジョエル・ロブション×ジャン・クロード・ヴリナ×辰巳芳子(鼎談)
- 巻末には本文で紹介されたお料理のレシピも♪
- 厚焼き卵(表紙で辰巳さんが作ってらっしゃる“心臓焼き”!)、梅干し、いわしの酢煮、玄米スープ、五目ずし、泥亀漬け、きごしょうの佃煮、焼き味噌、豚の粕煮、ししとうのオリーブオイル煮、お麩の卵とじ、切り干し大根のはりはり漬け、大徳寺なます、うま煮 etc...