うちで焼く丸パン

うちで焼く丸パン

堀井和子 *著
公文美和 *撮影
若山嘉代子 L'espace *ブックデザイン
文化出版局
2004初版・2005.4刷 / 25.5×19 / 87p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf25-6 ]

sorry... sold out

“家にあるもので、手に入りやすい材料で、焼きたいと思った時にすぐパンを焼く”… そんな風にして、15年ほど パン作りを続けてこられた堀井和子さんが、お気に入りの “シンプルな丸パン”とその基本の配合を元に、形や副材料を変えた愉しいバリエーションを紹介してくれた1册♪

発酵は 思い立ったらすぐに取り掛かれるインスタントドライイースト、粉は強力粉(フランスパンのみフランスパン専用粉)で、とてもシンプルです!

パン作りも、ほとんどのパンで工程が同じで、パン生地をこねる時に 生地を台にたたきつけたりせず ボウルの中でこねたり、1次発酵の方法に 2重にしたビニール袋に生地を入れ、口をひもで結んで発酵させる方法が取り入れられたりと、堀井さんならではの工程の組み合わせで工夫されています。

工程写真も丁寧ですが、添えられた文章がまたレシピの説明というよりエッセイみたいで、長年のパン作りで体得された 感覚的なことが詳しく伝えられていて、読みごたえたっぷり!

巻末には、「冷ましてから切り分ける」、「冷凍 / 温め方」(あまり時間に余裕がない時、余裕がある時、パンの種類に合わせて etc...)、バターやチーズ、ジャムやマーマレード、はちみつや紅茶についてのお話(文旦マーマレードといちごジャムの作り方も♪)、パンかごのお話なども♪

他、パン生地に近寄りアップで写した工程写真からはつかめない、キッチンでパンを焼く際の全体の動きを伝えてくれる「もう一度動きをチェック、シンプルな丸パン」も、とても参考になります!

パン作りというと、お店で売っているようなパンを作りたい!とつい意気込んでしまいますが、外のお店では売っていない、自分の好みで 家族も大好きなそのお家ならではのパンを作ることができるのが本当の醍醐味だなということをしみじみと伝えてくれるような1册.:*・゜

ちなみに、堀井さんのお家のパンは、ほとんどのパンに油分を折り込まず、“シンプルで、皮に粉本来のいい香りがあって、その皮に閉じ込められた中の白い部分に弾力のあるおいしさ”があり、さらに“たくましい粉の香りとのびやかさ”が感じられ、“しっかり焦げ色がつくくらいのブラウン”に焼き上げられたパン!
下記で紹介されているパンをご紹介していきますね。
どうぞご堪能ください!

  • シンプルな丸パン
  • フランスパン風クッペ
  • ごまつきハードロール
  • 田舎パン
  • ブレッチェン
  • 食パン
  • スティックパン
  • さつまいも入り丸パン
  • くるみとカランツ入り田舎パン
  • フランスパン
  • シナモン&レーズンロール
  • フライパン焼きマフィン
  • ナン

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年5月現在

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