食と暮らしの古本屋 eclipse plus

料理研究家の松長絵菜さんが、雑誌「non・no」 2003年1号～2004年24号に連載された「sweet sketch book」に加筆・訂正され、“はじめてのお菓子づくりのひとへ”をコンセプトにまとめてくれた１册です。

全てのお菓子で、丁寧な工程写真が参照できるところが嬉しい１册で、レシピも工程写真に寄り沿って書かれています。
１つ１つのお菓子に添えられた文章、かわいらしいスタイリングのお菓子の写真、松長さんが使われているお菓子の道具や食材、お気に入りのコーヒーやお茶、ラッピングアイデアなど、全てがとても可愛いらしい♪

終わりの文章に ひとりで初めてお菓子をつくられた時のことが書かれていて、
“いつか誰かが、お菓子をつくりたいと思ったとき、私がさいしょに開いた本のように。そばにはこの本がいて、甘い幸せの時間を届けることができたら…。甘い日々とそこから広がる喜びを思い出し、この本を作りました。”とありますが、この御本を眺めていると、なんだか子どもの頃のことを思い出します。
それは、紹介されているお菓子の多くが、昭和のお母さんがつくってくれたような懐かしいお菓子だからかもしれませんし、ページに漂う穏やかで安心な気持ちになれるような空気感の為かもしれません。
お菓子づくりというと、難しそう、失敗したらいやだな etc... なんとなく敷居が高いイメージがありますが、お母さんが子どもにつくるみたいに、食べてくれる人のことを思いながら優しい気持ちでお菓子をつくってみたくなる１册です.:*・゜

オレンジの皮で作ったバスケットに入ったオレンジゼリー、手でわっかを形づくるドーナッツ、さつまいも入りのおだんごでつくる３つの味のお花見だんご、甘いものが苦手な人にも喜んでもらえるというパルメザンチーズをつかったチーズケーキ etc... 紹介されているお菓子は下記でご紹介していきますね♪
材料メモも参照できます。
どうぞご堪能ください.:*・゜

• ミルクティーのシフォンケーキ
• アップルボート
• はちみつのマドレーヌ
• ブルーベリーのクラムケーキ
• オレンジゼリー
• ドーナッツ
• オートミールバー
• お花見だんご
• バナナのロールケーキ
• カスタードプリン
• フルーツサンドイッチ
• ショートケーキ
• キャロットケーキ
• オレンジのトライフル
• きなこのショートブレッド
• キャラメルとアーモンドのビスコッティ
• バニラと抹茶のアイスクリーム
• パルメザンチーズケーキ
• ジャムタルト
• ジンジャークッキー
• 抹茶のクープ
• 栗のシュークリーム
• かぼちゃのクッキー
• はちみつのムース
• いちごミルクのババロア