食と暮らしの古本屋 eclipse plus

「ひまわり」「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」「女の部屋」…
戦後、中原淳一さんが心を注いで創り上げられたその誌面から、お料理やエッセイ、イラストが選ばれ編まれた、文庫ながら豪華な１册です♪

サッカリンやズルチンなど今では使われなくなった甘味料が使われていたり、物の乏しかった時代、西洋のお料理をいかにしてそれらしく作るか試行錯誤が見てとれるレシピで、今となっては実用には向かないお料理が多いですが、１月から12月まで、旬や年中行事を愉しむお料理は、見た目にこだわったものが多く、食卓を華やかに彩るアイデアがいっぱい♪
おもてなしの心を伝えてくれます。

また、愉しく暮らすために心を配ったら良いちょっとしたアイデアや、日々、幸福を感じて暮らすための心がけなどは、物質的には豊かになったけれど、今の時代に忘れがちになってしまっている精神的に大切なことを改めて思い返させてくれる読み心地です。

下記で、ほんの一例ですが、紹介されているお料理をご紹介していきますね。
どうぞお愉しみください.:*・゜

• 宝橘
• 雪うさぎのきんとん
• ヒレ肉のワインロースト
• 蜜柑の籠入ヂエリイ
• 乙女椿
• アルモンドプデイング
• グリンピース入りのコロッケ
• スイッツランドストロベリー
• リボンジエリー
• ピーナツタッヒー
• 海老とハムと菊花のてんぷら
• ローストフエゾン
• パーシモンサラダ　etc...