食と暮らしの古本屋 eclipse plus

「叙情あるものづくり」と「女性の永遠の憧れ」をテーマにした「Loule」（ロル）を主宰、文筆家としてもご活躍の甲斐みのりさんが、気軽に、きちんと、大切な人に…というシチュエーション別に、お薦めの贈りものを紹介してくれました♪

“買っておいしかったもの、いただいて嬉しかったもの、いつか味わってみたい憧れのもの”などをメモしていた「おいしいものノート」を、向田邦子さんの“うの引き出し”に倣って、「“う”のノート」と呼んでらっしゃるとのこと！
見ためやパッケージがかわいいもの、端正で上品なもの、わっと歓声が上がるような愉しい遊び心のあるもの etc... “う”のノートから選りすぐられたおいしいものは、眺めているだけでも楽しくて、幸せな気持ちになります。

シチュエーションも、久しぶりに会う友人に、仕事中の軽食に、美容や体を気遣う人に、お疲れのあの人に、子どもがいる友人に、甘いものが苦手な人に、お年賀に、結婚のお祝いに、帰省するとき両親に、祖父母へのお土産に、大切な友人の誕生日に、恋人や夫に、お世話になった人に etc... いろいろで、他に、「おいしく食べるための贈りもの」や、贈りものにまつわる甲斐さんの思い出や工夫などが紹介されたエッセイも愉しめます♪

社交儀礼も大切だけれど、それ以上に、贈りたい“気持ちがあって、その先に生まれる贈りもの”…贈った人の笑顔が見たい！そんな気持ちに寄り添って、こんな贈りもの良いですよと教えてくれるような、気持ちが大切にされているところもまた素敵な１册です。
どうぞお愉しみください.:*・゜