食と暮らしの古本屋 eclipse plus

お気に入りの布を使って創ることができる、フレンチスタイルの布箱創り（“箱底が数ミリ出ている”のが特徴♪）を教えてくれるカルトナージュの実践本です。

まず、前半 37ページほどで、フランスやアメリカのヴィンテージファブリックが使われた素敵な布箱が 34例紹介されていて、心躍るような素敵な柄や、表面と裏面の柄の素敵な取り合わせを愉しむことができます。
意外に ビビッドな感じで取り合わせても うるさくならず、かえって可愛いな♪とか、飾りを付けたり 刺しゅう布を使ったりもできるんだな♪とか、細部のアップの写真もあるので箱の創りのイメージなども掴めるかと想います。

そしていよいよ、実践のレシピ！
まずは布箱創りに必要な材料や用具、布探しについての説明があり、角型５種類、丸型２種類、楕円型１種類と、計 ８パターンの布箱創りが楽しめますが、詳しい手順と工程写真が掲載されているのは、基本の角型と丸形各１種類となっています。

特に基本の角型はとても詳しく手順が紹介されていて、台紙の用意→箱の組み立て→蓋作り→布の貼り方→蓋の付け方→内側の紙の貼り方→仕切りの作り方と、11ページを費やして紹介♪
基本の丸型も 6ページに渡って、丸型ならではの工程が紹介されています（丸型の内側は布です）。
他の角型４種類、丸型楕円形各１種類は バリエーションとして、巻末にレシピや図面が紹介されています。

あと、箱創りから始めるのは敷居が高いかも…という方にぴったりの既製の箱を用いた方法もあり、詳しいレシピと手順、工程写真が掲載されています♪
大好きな布や思い出の布を活かして… どうぞお愉しみください.:*・゜