食と暮らしの古本屋 eclipse plus

ちいさなポケットブックながら豊富な写真！多種多様なジャンルを網羅し現在も脈々と読みつがれている「保育社カラーブックス」の１册。こちらは、その中でも女の子必読の書『レディーのノート』のご紹介です。

「靴の話」「見えないドレス」「恋の終り」「人を待つ」「白を着る時」「お茶を飲む」「友を訪ねる」「背中の話」「チョコレート」など…、さまざまな切り口で、“レディーに「なる」ためのノーハウ”ではなく、“レディーで「在る」ことの意味を考える”ためのたくさんのヒントをくれるというコンセプトも素敵な、本棚にあるだけで安心になるような１册です♪

エッセイは、谷川俊太郎氏、大手拓次氏、コクトー氏、ケストナー氏、サガン女史、プレヴェ－ル叔父さんなどの詩や格言も多用し、読みごたえたっぷり！
また、やはり‘カラーブックス’というだけあって、ビジュアルも豊富で、この本は特にものすごい美人さんがモデルのうっとり写真が素晴らしい見どころとなっています。洋服やメイクも70年代の流行の見本市みたいで、今観てもとっても素敵！

愛とは？結婚とは？？ これからに備えて真剣に考え続けている“レディー”の皆さんはもちろん、日々の暮らしや人生（！）というものについて、ゆっくり考え直してみたい方にも、お薦めです。