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わたしのろば ベンジャミン
ハンス・リマー *文
レナート・オスベック *写真
松岡享子 *訳
こぐま社
1994年7月初版 / 24×22 / 45p
ハードカバー
[ 商品番号 Ｎ゜ef9-3 ]
４頭身でぽっちゃりかわいい、ふっくらほっぺのスージーちゃんが、初めてろばのベンジャミンに出逢ったのはパパと一緒の散歩の途中。
がけの下で遭難（ !? ）していたのを助けてあげたのがきっかけで、スージーちゃんはお母さんになったみたいにおさとう入りのミルクをあげて、ふたりはすぐに大の仲良しに！ベンがお散歩に行くというのでついていって、あやうく迷子になりかけたこともあって‘すこし’泣いちゃったこともあったけれど、その時はベンがちゃんと道を覚えていて連れて帰ってくれました。
スージーちゃんとベン、そして家族の仲良しぶりの微笑ましさはもちろん、白い壁の続く地中海の海沿いの村の自然の美しさや、童話に出てくるようなかわいらしい家々と、マーブル形の石を敷き詰め模様を描いてある床など、センスの良い独特なインテリアがまた、さらなる見ごたえとなっています！
体温までもが伝わってきそうなふかふかのやわらかい感じは、カラーではなく、むしろ逆にモノクロ写真による効果でしょうか～*
こちらは本国での初版は1968年ということで、それからずっと読み継がれてきたんですね！もちろんこれからもずっと読み継いでいきたい、心暖まる写真絵本の傑作です！
松岡享子さんの訳もとても素敵ですので、どうぞお楽しみに♪
