ふしぎの国のアリスの物語 もうひとりのアリスとルイス・キャロル

ふしぎの国のアリスの物語 もうひとりのアリスとルイス・キャロル

クリスティーナ・ビョルク *文
インガ‐カーリン・エリクソン *絵
山梨幹子 * 訳
世界文化社
1995.11 初版 / 26×21 / 93p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-21 ]

sorry... sold out

世界中で愛され続けている『不思議の国のアリス』.:*・゜
…その誕生のいきさつをご存じですか?

世にも類まれな Alice の物語はまた、その誕生もとてもユニーク!
もともと、ヴィクトリア朝時代のオックスフォード大学で 数学教授をしていたドジソン氏が、同じ構内に住んでいた少女アリス・リデル嬢とその姉妹に即興で語ったお話だったのですが、お話を気に入ったアリスにせがまれて、後に一册の手描きの本にしてプレゼントします…その本が評判になり、今度は周りから頼まれて、世に向けて出版されることに.:*・゜
そんなふうに遊びから誕生し 1人の少女に贈った本が、現在では世界中で出版され愛され続けている…そんな素敵ないきさつがあるのです。

こちらは、スウェーデンの作家クリスティーナ・ビョルクさんが、後に「ルイス・キャロル」というペンネームで世界中に知られることになるドジソン氏と アリスが過ごした素晴らしい日々を、エピソードごとに物語風に紹介してくれたユニークな1册♪

ドジソン氏の日記や手紙、アリスを始めドジソン氏と交友のあった子どもたちの手記 etc... さまざまな本から、 Alice の物語と関係があったり、当時の ドジソン氏の暮らしや ヴィクトリア朝時代の子どもたちの暮らしを知ることのできるエピソードが蒐められ、多少の想像と素敵なイラストに彩られ、語られています。

Alice の物語が、いかに身の周りのことから紡ぎだされていたかが見てとれるのが愉しく、子どもの頃から Alice が大好きだったという ビョルクさんの親愛と情熱に溢れた、素敵な読み心地です.:*・゜

  • 紹介されている物語、エピソードは下記のとおり♪(目次より)
    • むかし、むかし、その昔
    • こうもりボブの冒険
    • ドジソンさんのハンカチうさぎ
    • 一人二役
    • ライオン、猫、馬、そしてアリスのパパ
    • 悲しいドードーの物語
    • アリスは学校に行きましたか?
    • こじきのアリス…
    • …ママのお気に入りの服で
    • アリスのすてきな服
    • ふつうのこどもたちの生活
    • 植物園の冒険
    • ラッキーナンバーはみんな…
    • どしゃぶりの日の外出
    • 地球の反対側のクローケーとグリーンの扉
    • 黄金の午後
    • 退屈な秋…
    • …でも楽しくなる
    • 望遠鏡とトムタワー
    • 大祝日の前日
    • 幸多からんことを!
    • 白鳥の王子さまはいるの?パラドックスは?
    • 祖母の家に泊って
    • 祖母の大きい鏡
    • ミッシュマッシュ新聞
    • 鹿のささやき
    • 皇太子殿下のオックスフォード訪問
    • 何かがうまくいかなくなる
    • アリスは大きくなりすぎました
    • その後におこったこと
    • 鏡の国のアリス

お話に親しんでらっしゃる方なら、お話の中のエピソードがすぐに思い当たるタイトルも多いのではないでしょうか♪

他、Alice 出版後の アリスとドジソン氏の人生についても詳しく、ドジソン氏が作ったパズルやゲームの紹介や 子どもたちに宛てたユニークな手紙の紹介、出版リスト、世界のファンクラブの紹介、参考本のブックリスト、オックスフォード案内(見返しにはクライストチャーチ周辺の地図も♪)etc... 充実です!
どうぞご堪能ください.:*・゜

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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