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ただいま流通中です >2018年6月現在
Robert Sabuda *著
Simon & Schuster
2003.10初版 / 26×21 / 12p(6場面)
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-2-1 ]
ルイス・キャロル *原作
ロバート・サブダ *作
わくはじめ *訳
大日本絵画
2004.11 初版 / 26×21 / 12p(6場面)
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-2-2 ]
Robert Sabuda *著
Seuil jeunesse
2004.10 初版 / 26×21 / 12p(6場面)
ハードカバー
[ 商品番号 N゜ef5-2-3 ]
MOMAのクリスマスカードなども手掛けているポップアップアートの巨匠で、“紙の魔術師”という異名までも持つロバート・サブダ氏が、ついに「不思議の国のアリス」のポップアップ絵本を上梓しました!…ということで発売当時も話題になりましたが、その後幾度となくメディアで紹介され、ちょっとした仕掛け絵本ブームまで引き起こした1册。
やはりその計算されつくした造形の素晴らしさと手を抜かないこだわり、そして細部まで楽しめるユーモアには、すごいとしか言いようのない感じです。
まず、ページを開いて驚くのは、普通のポップアップ絵本のように、ただ絵が飛び上がってくるだけでなく、開くと同時に動くしかけになっているということ。
さらに、ポップアップ絵本は、一般的に仕掛けを重視するため文章を載せるスペースがなく、お話が簡単になりがちですが、この本では、お話の部分をさらに入れ子的なポップアップブックにしてあり、その入れ子的な部分の細工も、例えばアリスの首が伸びたり、赤ちゃんが豚に変わったり、眠りねずみがティーポットに入れられたり、トランプの兵隊が白ばらを赤ばらに塗り替えたりと、ただ単なるポップアップの技法以上に工夫が凝らされていて、チェシャ猫じゃなくてもにやにやしてしまうこと間違いなし!
見どころはとにかくたくさんありすぎるので一度手にとってくださいとしか言えないような感じですが、1ページ目のRabbit-Holeにはびっくり!そしてまた、にやにやしてしまいます(だって井戸の上の留め帯に「Open me.」と書いてあったりするので!)。
ということで、内容はとにかくすごい!という一言なので、ここでは店主が実践するこの本を末永く(ポップアップ絵本は、大人が大切に読んでいても損傷しがちなので)、そしてより楽しむコツを…。
まず、ページはゆっくり開きます。これは、痛みにくくする為もありますが、仕掛けや工夫をより楽しむことにもつながります。ゆっくり開くと、その分、動きの変遷もつぶさに眺めることができるのです♪そして慎重に180度までしっかり開きます。そうすることでサブダ氏特有の‘動き’のしかけの意図を存分まで堪能することができます。そしてできれば本は縦にはせず、机の上に横に置いて眺めるのが一番楽しめるかと思います☆
どうぞ一度手にとって、仕掛けの凝らされた動く Alice の物語を体感してみてください!
ただいま流通中です >2018年6月現在
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪