児童文学世界 NO.1 特集*ルイス・キャロルとその周辺

児童文学世界 NO.1 特集*ルイス・キャロルとその周辺

イギリス児童文学会 *編
永井郁 *表紙
コヨセ・ジュンジ *イラスト
中教出版
昭和53年6月初版 / 22×15 / 224p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef5-17 ]

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特集は「ルイス・キャロルとその周辺」。

  • まずは…
    • 猪熊葉子 ‘『不思議の国のアリス』とその時代’
    • 本田和子 ‘子どもとアリス―主人公と物語世界における「こども的なもの」―’
    • 定松正 ‘キャロルと周辺の作家たち―フェアリー・ストーリーからファンタジーへ―’
    • 谷本誠剛・解説で紹介されている『鏡~』におけるキャロル自身による未発表削除原稿「The Wasp in a Wig」
  • <作品論>として、
    • 中野節子 ‘少女と冒険と―『不思議の国のアリス』論―’
    • 大塚菊子 ‘『鏡の国のアリス』に見られる子どもの世界’
    • 桂宥子 ‘『シルヴィーとブルーノ』’
  • <キャロル・グラフィティ>として、
    • ‘スウィフトとキャロル’
    • ‘ノンセンスの詩人と数学者と―キャロルとリア―’
    • ‘キャロルとジョイス’
    • ‘キャロルとヴィトゲンシュタイン’
    • ‘キャロルと賢治’
    • ‘アリスとなぞなぞ’
    • ‘キャロルとマザー・グース’
    • ‘ビートルズとキャロル’
    • ‘ノンセンスの故郷’
    • ‘ディアズベリィとギルフォード―キャロルの生れた村と死んだ町―’
    • ‘アリスのさしえ’

他、今江祥智氏・上野瞭氏・杉山洋子氏による座談会、中山知子氏による‘ミュージカル―『不思議の国のアリス』制作ノート’、キャロル氏の作品をどう読んだかという一般の方へのアンケート、年表、研究文献など。

また、特集以外も大変充実していて、瀬田貞二氏へのインタビュー、随筆としていぬいとみこ氏‘エーリク・マルシャークを悼む’、今江祥智氏‘天晴れな敵たちめ’、神沢利子氏‘りんごの木のこと’、浜野卓也氏‘私にとってのR・サトクリフ’、渡辺茂男氏‘私の『アーバスノット記念講演』原稿から消えた部分’、エッセイとして、神宮輝夫氏‘新しいアメリカのファンタジー’、福田陸太郎氏‘ノーマン・リンゼーの『魔法のプディング』’、三宅興子氏‘子どもの本のないところ・あるところ’、他、英米児童詩鑑賞、英米作家論(アーサー・ランサム、H・ロフティング、トラヴァース、メアリー・ノートン、C・S・ルイス、トールキン、ルーシー・M・ボストン、フィリッパ・ピアス、タウンゼンド、アラン・ガーナー)あと、海外の児童文学界の動向レポートや良書紹介、etc...。
読みごたえたっぷり、質の高い丁寧な専門誌となっています。

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在

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