丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス水彩素描展
丸沼芸術の森
2000 / 26×18.5 / 130p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef2-9-16 ]
「丸沼芸術の森」が所蔵するアンドリュー・ワイエス氏の水彩、素描238点から115点が選ばれ、2000年10月から2001年5月にかけて国内を巡回した展覧会「丸沼芸術の森所蔵 アンドリュー・ワイエス水彩素描展」の図録です。
リアリズムを追求する画家として、描く対象を 住み慣れた故郷であるペンシルヴェニア州チャッズ・フォードと夏の家のあるメイン州クッシングに限って描き続けてらっしゃるアンドリュー・ワイエス氏…こちらの展覧会では、クッシングの丘に建つ古い家“オルソン・ハウス”に住むオルソン姉弟との出逢い(1939年)から姉のクリスティーナさんがお亡くなりになるまでの1969年に渡って描き続けられた「オルソン・シリーズ」が堪能できます。
“日々の単調な生活の中で、ワイエスが何に目を向け、そこからどのように作品が成熟していくのか、ワイエスにとって描くとはどういうことなのか”… 農場を営み、質実に生きる姉弟の暮らしの情景を切り取った氏の作品からは、生きることの意味や切なさ・無常感が伝わってくるようです.:*・゜
下記で、目次などご紹介しております。
どうぞご堪能ください.:*・゜
- 目次
- 図版
- 見えるものの向こう側 アンドリュー・ワイエスの世界 岡部幹彦
- <不在>の写実 古川秀昭
- ある出会い ワイエスとオルソン家の人々 荒木康子
- 丸沼芸術の森とワイエスの周辺 中村音代
- 関連地図
- オルソン・ハウスの今日
- 年譜
- 参考文献(日本語文献 / 英語文献)
- 出品目録
- 他、「親愛なる須崎様」として、本展覧会に寄せられたワイエス氏によるお手紙も掲載されています。
- 展覧会の巡回
- 平塚市美術館⇒岐阜県美術館⇒福島県立美術館⇒秋田市立千秋美術館