節子の暮らし展 和の心

節子の暮らし展 和の心

朝日新聞社
2005 / 30×21 / 80p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef2-9-1 ]

sorry... sold out

“節子さん”と親しみを込めて呼ばれる女性のフルネームは、節子・クロソフスカ・ド・ローラ。 20歳の時に、来日していた54歳の画家・バルテュス氏と出逢い、5年後に結婚。ローマのメディチ館、スイスの山荘グラン・シャレにて、画家を支えながら、新しい創造的な生活に入られます。

節子さんは、自らも画家として、NYの出版社より発行された泉鏡花氏の限定本挿し絵を担当するなど活躍されていますが、なにより素敵なのは、その暮らしぶり!こちらは、その素敵な日々の暮らしに迫った展覧会の図録です。

海外に出るまでは、モダンガール風だったという節子さん、でも、日本の文化を愛する夫と暮らすことによって、日本文化を再認識されるようになったとか…。 毎日を‘きもの’で過ごされるようになったのも、バルテュス氏と出逢ってから。
こちらでは、そんな節子さんの描いてきた絵画や、ワードローブの着物が紹介されていますが、なんといっても心奪われるのは、‘手仕事’を紹介するコーナーです!

お子さんに読んであげる本も、手作り!特に日本のお話が多い印象です。
家族総出演の人形劇の人形も手作り!(…それにしても、あの気難しそうな、無気味な絵を描くバルテュス氏が、指人形劇に参加していたなんて!)。
お子さんにあげるプレゼントはいつも手作りで、詩画集や、絵画…。 お家に居る動物たちが皆集ってお茶会をしている絵など、とても可愛くて素敵です♪
バルテュス氏へのプレゼントも、もちろん手作り。絹の布にパレットなど楽し気に描いて「pour Balthus」と献辞を入れたネッカチーフ、クロスステッチを施しためがね入れ、古布のパッチワークで作ったチョッキ、書帙!

毎日を大切に…身の周りの細かい1つ1つの事柄を慈しんで、周りの人々との関係を慈しんで、過ごしてらっしゃるその暮らしぶりは、物質的に無理な贅沢ではなく、心が限りなく豊かになる様なリッチさに溢れていて、ほんとうに素敵です.:*・゜

  • 目次
    • ごあいさつ
    • 四季の着物
    • 手仕事
    • 新しい世界へ
    • 年譜
    • 作品目録
  • 展覧会の巡回 熊本・鶴屋百貨店⇒そごう横浜店

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