Information
身体の夢 2005-Visions of the body 2005
2005年に、韓国のソウル市立美術館で、上記展のコンセプトを引き継ぎながらも、その後5年間の新たな動向を反映させ、出展品もあらたに再構成した展覧会「身体の夢 2005」が催されています。
参考図書として…☆
嶽本野ばらさんの『エミリー』所収の短編「コルセット」に、こちらの展覧会が重要なモチーフとして登場しています。
京都服飾文化研究財団
1999 / 30×21 / 214p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef2-8-1 ]
「身体の夢 ファッションOR 見えないコルセット」は、20世紀のファッションを「身体」という視座で読み直し、デザイナーと美術家の実践を対峙させることでファッションと美術を横断、ファッション動向の周辺に浮かび上がる社会的・文化的な拡がりをも捉えようとした展覧会…こちらは、その図録です。
展覧会の構成は、コルセット、カリノリン、バッスルなど、服の造形が求める女性の身体を形造った20世紀初頭までの成形下着を紹介した「プロローグ:成形された身体」、1906年にポール・ポワレがコルセットを放棄すると宣言した後の、20世紀の多彩なファッションの展開を紹介した「第1章:自然な身体と20世紀のファッション」、主に1990年代のファッションと美術の動向を追った「第2章:揺らぐ身体とファッション」から成り、図録では、デザイン的に美しく配された作品の図版とその紹介文を、豊富に紹介された参考図版と共に楽しむことができます。
作品が紹介されているデザイナーは… シャルル=フレデリック・ウォルト、ジャック・ドゥセ、ポール・ポワレ、マリアノ・フォルチュニイ、マドレーヌ・ヴィオネ、ガブリエル・シャネル、イヴ・サンローラン、ルディ・ガーンライヒ、アンドレ・クレージュ、クリスチャン・ディオール、川久保玲、山本耀司、渡辺淳弥、クリストバル・バレンシアガ、クリスチャン・ラクロア、クレア・マッカーデル、三宅一生、ソニア・ドロネー、小西良幸、マダム・グレ、エドワード・モリヌー、ジョン・ガリアーノ、アズディン・アライア、ジャン=ポール・ゴルチエ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、トム・フォード、プラダ、ウォルト、パコ・ラバンヌ、エルザ・スキャパレリ、マウリツィオ・ガランテ、真木洋茂、安藤福子、マルタン・マンジェラ、ファブリス・ラングラード、オリバー・ヘリング、津村耕佑、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、など。
作品が紹介されている美術家は… フセイン・チャラヤン、ヤナ・スターバック、草間彌生、熊谷登喜夫、ヴォルフガング・ティルマンス、ジョージナ・スター、やなぎみわ、ジャン=シャルル・ブレ、ヴィクトール&ロルフ、ルーシー・オルタ、キュピキュピ、イネス・ファン・ラムスウィルド+ヴィノート・マタディン、ミカ・クライン、沖啓介+鈴木淳子、リザ・メイ・ポスト、笠原恵実子、アントネッラ・ピエモンテーゼ、ピピロッティ・リスト、など。(文中敬称略)
眺めるほどに刺激的な、コンセプチュアルで実験的なファッションの数々、そして、ファッションをモチーフにしたメッセージ性の強いアートの数々が一堂に会した、とてもユニークな試みの展覧会となっていますよ…☆
身体の夢 2005-Visions of the body 2005
2005年に、韓国のソウル市立美術館で、上記展のコンセプトを引き継ぎながらも、その後5年間の新たな動向を反映させ、出展品もあらたに再構成した展覧会「身体の夢 2005」が催されています。
参考図書として…☆
嶽本野ばらさんの『エミリー』所収の短編「コルセット」に、こちらの展覧会が重要なモチーフとして登場しています。
「カフェエイト」さん *著
『VEGE BOOK 3』から…ゴールデンデリシャスと赤ワインのジェラートを作ってみました♪