食と暮らしの古本屋 eclipse plus

「めくってびっくり短歌絵本」シリーズは、全５册♪

ページを開くと、右のページに短歌、左のページは折り込みページになっていて 最初に作者の紹介が目に入ります。
右のページの短歌をまずじっくりと味わってから、左のページの折り込み部分を開いてみてください！
その短歌の情景がイメージされたイラスト、そして 編者による文章（編者による短歌の解説…というよりは、編者がその短歌を読んだ後の 脳内イメージという感じです）がお目見えするという仕組み！

100人いたら、100人が 同じイメージや情景を想い浮かべる句もあるかもしれませんが、五・七・五 3句17音の短い言葉の中に込められている豊かな世界は、きっと人によって さまざまなイメージや連想を想い起こさせることと思います！
まずは、１人で愉しんで、次に 編者やイラストレーターの方のイメージと対話をし、続いてご家族やお友達と一緒に読んでイメージを交換して… いろいろと愉しめそうな、大人の方にもお薦めのシリーズです♪

それぞれの巻は、「日常」「オノマトペ」「恋」「動物」「家族」とテーマごとに編まれていて、編者は歌人、またエッセイストとしてもご活躍の穂村弘さん！イラストレーターは、それぞれの巻で異なっています♪

同じシリーズの「めくってびっくり俳句絵本」と併せて、どうぞお愉しみください.:*・゜

家族をテーマにした短歌 14句が愉しめる「めくってびっくり短歌絵本５」♪

紹介されているのは、吉川宏志、松村正直、飯田有子、笹公人、北原白秋、坂井修一、雪舟えま、五十嵐きよみ、加藤治郎、木下利玄、与謝野晶子、斉藤茂吉、早坂類（敬称略）で、編者の穂村弘さんの句も愉しめます。

家族をテーマに編まれた１册なので、それぞれの短歌をイメージした寺門孝之さんのイラストにも家族が登場しますが、何故か皆、鬼の姿をしています。
でも、怖い感じはなくて、皆、一生懸命生きている感じが伝わって来て、力強くもいじらしい感じ。絶妙です！
どうぞお愉しみください.:*・゜