水と空のあいだ between water and sky
イイノナホ *著
小泉佳春 *撮影
山口信博 * 大野あかり *ブックデザイン
林千根 *翻訳
六耀社
2006.3 初版 / 26.5×19.5 / 96p
ハードカバー
[ 商品番号 N゜e2-o-1 ]
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ガラス作家イイノナホさんの初めての作品集です。
代表作であるクローバーのペーパーウエイトはもちろん、
pond、air、heart、wave、forest、塔、lake、road、oasis、leaf、game、seed、カラノナイタマゴ、Heart、白い羽 / 青い羽、pair、神様 etc...
自然の美しさを映したもの、物語やメッセージを感じるもの、問いを投げかけてくるもの、心が吸い込まれそうになるもの、眺めた際に感じた思いを 誰かと分かち合いたくなるものなど、さまざまな作品が愉しめます。“はじめての作品”も♪
眺めていると、手に取って、光を映したりかざしたり、光の通り道を探したり 色合いを味わったり、近くで眺めたり遠くから眺めたり、触れて感触を確かめたりしたらどんな感じなんだろうと想いが拡がっていくような眺め心地です.:*・゜
また、巻末ではエッセイも愉しめ、ガラスとの出会い、ガラスに寄せる思い、創作について、3人のお子さんたちへの思い・祈りなどが綴られています.:*・゜(文章などは全て英文併記です)
どうぞご堪能ください.:*・゜
The key to the treasure is the treasure
いろいろな環境にいろいろな人がいて、それでも美しいと感じるある点のようなものは同じような気がしてならない。 ただ、夕焼けを見て美しいと感じるときがあるように、野の花に心を動かされるときがあるように、波の音に涙するときがあるように…。 水と空のあいだ、透明でどこにあるのかはわからないけれど、確実に心にひびく光の点のようなもの。今はそんな光をさぐる作業をしているような気がする。自分が一番豊かな表現力をもてるガラスを使って。
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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年6月現在