藤野賢治さん *著 『カストール 藤野賢治 定番・料理と菓子』より、なすのムサカを作ってみました!
いろいろな御本で、さまざまなバリエーションを見かけるムサカ、
wikipedia 日本版には、“ギリシャ、バルカン半島とマシュリク、エジプトなど東地中海沿岸の伝統的な野菜料理”と紹介されていて、形状から用いる野菜まで、いろいろなバリエーションがあることが伺えます。
オーブン料理というところは共通かなと思えば、アラブのムサカはラタトゥイユやカポナータに似ているそうで、夏野菜を用いるところが共通かなと思えば、カリフラワーやお米のムサカもあるそうで…( ^ ^;
ムサカの定義はよく分かりませんでしたが、どれもとても美味しそうです( ^ ^ )
藤野シェフが紹介してくれているムサカは、ギリシャ料理からイメージされたそう!
茄子をオリーブオイルでソテーして、皮から実をくりぬき、皮を表側が外側に見えるよう、スポンジ型の側面にぐるりと隙間なく貼り付けて…
にんにく、玉ねぎ、赤ピーマン、しいたけを粗みじん切りにして炒めたものと、取りだしたとろとろの茄子の実、豚ひき肉、卵、チーズ、ナツメグなどを併せてハンバーグの種のような具を作って、ぐるりと茄子の入った容器に入れ、オーブンで蒸し焼きにした見た目もボリュームもおもてなしにぴったりのバージョン♪
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ケーキのように切り分けていただきます!
周りには、湯むきしたトマトを盛って、飾り付けも華やか!
豚ひき肉がたくさん入っているので、冷めると脂が白く固まってしまうかなと思いきや、旨みたっぷりの透明のゼリー状となっていたのが意外で、冷めてもとても美味しくいただけたので、作り置きしておけるという点でも、品数をつくらなくてはならないおもてなしの献立にぴったりだなと思いました♪
ちなみに、ムサカの語源はアラビア語で「冷やしたもの」を意味する「ムサッカア」とのこと…オーブン料理なので、アツアツをいただくものかなと思っていましたが、もしかしたら元々は、冷やしていただくお料理なのかもしれませんね♪
とろっとした茄子の食感と、ひき肉としいたけの旨み、玉ねぎや赤ピーマンの甘み、チーズのコクが合わさって…とても美味しくいただきました!
美味しいレシピ、どうもありがとうございました☆☆☆
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覚書…
御本では直径15cmのスポンジ型とありましたが、今回、18cmで作りました。
それにもかかわらず、具が少し余ったので、茄子が大きかったのかもしれません( ^ ^;
ちなみに、余った具は、ピーマンの肉詰めの中身にしました♪
パルメザンチーズがなかったので、グリュイエールチーズで♪
しいたけは、乾ししいたけを戻したものを使いました。
お皿にひっくり返す時に失敗しないかドキドキしました!!
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