クレッセント 柳正司 最新フランス菓子 洋菓子はどこまで新しくなるか…
[フランス菓子]

シェフ・シリーズ67号
小川勝彦 *撮影
中央公論社
1995 初版・1996 再販 / 30×21 / 144p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜sf1-67 ]

sorry... sold out

1983年より フランス料理店 「クレッセント」にて シェフ・パティシエを務められ、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「トロワグロ」を経て、1998年より「パティスリー タダシヤナギ」オーナー・パティシエとしてご活躍の柳正司さんが、「クレッセント」時代に上梓されたシェフ・シリーズ!

ショップで販売するアントルメやプティ・ガトーと、レストランで食後に供するデザート(アシェット)、また、“かぎりなくアントルメに近づいたタルト”や 食後のエスプレッソやリキュールのお供 “フリヤンディーズ” が、新しい方向性が模索されたさまざまなテーマと遊び心で紹介 … 新しい道具や機械を用いた技術も取り入れながら、フランス菓子の進化についても考察された1册となっています。

レシピが紹介されているお菓子は 下記でご紹介していきますね(アントルメについては、切断面の写真と組み立ての構成も紹介されています)。
他、「平面から立体へ チョコレートのピエス・モンテ」「“自由”と“個性”がキーワード 祝う菓子のいま」として、作品も紹介されていますので、同じく下記でご紹介しています。

また、「菓子のハイテク・アート チョコレートのデコレーション技術」として、ナイフで削るチョコレートのフリル、チョコレートにマーブルを描く、ボアセットを使ってチョコレートで模様を描く、チョコレートのスプレーのプロセス・チェック、
「フランス菓子・先端技術の基礎がため」として、ベース生地の正確な作り方と材料の使い方ガイド (アーモンド・ビスキュイ / ビスキュイ・デコール / チョコレート・ビスキュイ / アーモンド・ジェノワーズ)、ムースやクリームに欠かせない4種のベースを完璧にマスターする(パータ・ボンブ / イタリアン・メレンゲ / アングレーズ・ソース / シャンティ)、 タルトの土台になるパートとクリームを覚える(パータ・フォンセ / パート・シュクレ)、
「材料を合理的に使い分ける」として、 乳製品(バター、生クリーム、乳酸発酵させたクリーム類、チーズ)、冷凍フルーツ、卵(凍結卵黄、凍結卵白、粉末卵白、地鶏卵)、 砂糖(グラニュー糖、上白糖、粉糖、カソナード、還元乳糖、水飴、転化糖)、アーモンドパウダー、上がけ、チョコレートの選び方の紹介も!

どうぞご堪能ください.:*・゜

  • フランス菓子の中でも最先端をいく分野 アントルメ
    • 「冷凍」の役割が変わった
      • ラベンダーのデリス
      • モガドール
      • ジュピター
    • 「食感」にワンポイントおく
      • トロピック
      • ポミエ
    • 再評価されるビスキュイとジェノワーズ
      • パッション・ノワール
      • アール・グレイ・アンぺリアル
      • ミントの微風
      • フルーツの花園
    • 「酒なし」がトレンド
      • ピキ
      • ラヴリーヌ
    • 3タイプのムースを使い分ける
      • ピュイ・ド・ドーム
      • エキゾティック
      • マロンのシャルロット
      • ソレイユ・フレーズ
    • 「空気」をうまく利用して焼く
      • マルジョレーヌ
      • グリヨッティーヌ
  • その場かぎりのデザートでなければできないことを実験したいアシェット
    • 冒険できるアシェット
      • アルマニャックが隠し味のムース・グラッセにポルト酒が香るサバイヨン フランスの3大珍味でただひとつ砂糖と仲がいいトリュフを使い尽くす
      • 型から解放したピスタチオナッツ味のクレーム・ブリュレ さくらんぼソースの酸味で軽さが加わる
      • アラブ料理の食材、パート・ブリックを「食べられるセルクル」として導入 フルーツとマカロンを詰めた etc...
    • 長持ちしないアシェット
      • フランボワーズのムースは形を保っていられる極限まで柔らかい シャンパンで割った赤いソースはキール・ロワイヤルの応用
      • サクサクして空気のように軽いパイにカラメル・ソースとカスタード・クリーム・シャンティを詰めた
      • りんご果汁で生地を練ったフィヤンティーヌと甘い香料をブレンドした紅茶風味のムース・グラッセ 湿りやすく、溶けやすい同士を重ねた etc...
    • 組み立て自由なアシェット
      • ココナッツ・ブラマンジェのオレンジ詰め チョコレートとアプリコットのクーリがつけ合わせ的な存在
      • エキゾティックな香りのスープにフランボワーズとフロマージュ・ブランのムースを浮かべたナージュ風
      • グランマルニエをしみ込ませたサヴァランにオレンジ入りクリームを挟み、ココナッツのクレーム・グラッセをのせた etc...
    • 謎めいたアシェット
      • さっくり焼いたメレンゲでコアントロー風味のムース・グラッセをカモフラージュ
      • フランボワーズ入りチョコレートのムース“ファンタジー” シャープな波状ラインを描いたソースには秘密がある
      • アプリコットのムースにピスタチオナッツ・ソースの組み合わせ 気泡だらけのフイヤンティーヌで大きく華やかにショーアップ etc...
    • 旬を食べるアシェット
      • アメリカン・チェリーとムースリーヌ・クリームをパイの上にのせたシンプル・アシェット
      • ひと癖あるドライ・シェリーとカスタード・クリームは美味しい組み合わせ 季節のフルーツと一緒にパイで挟む
      • カリカリにカラメリゼした薄いパイでマスカルポーネ・クリームと新鮮フルーツをドレスアップ etc...
    • 温度を遊ぶアシェット
      • 中心部をレアに焼き上げたカラメルのスフレ 型から抜き、生温かい状態で食卓へ運ぶ
      • 焼きたてのガトー・ショコラ 中から熱いガナッシュが流れ出し、食べる人を驚かす
      • バニラ・アイスクリームに熱いりんごのカソナード焼きをかぶせ、シードルのサバイヨンを添えた etc...
  • 「どっしり重い」菓子から「さっくり軽い」菓子へ
    • かぎりなくアントルメに近づいたタルト
      • クリームで一歩前に進んだシブースト
      • …オレンジのタルト・スフレ
      • …チョコレートとフランボワーズのシブースト
      • …カラメルと洋梨のシブースト
      • 最もベーシックだから応用がきく アーモンド・クリームのタルト
      • …フレーズ・デ・ボアのタルト
      • …くるみとピーカンのタルト
      • …バナナのタルト・スフレ
      • …赤いフルーツとミント・ババロアのタルト
      • …タルト・アルザシエンヌ
      • 空気を含ませなくても軽い味に仕上げるタルト
      • …リシェス・フロマージュ
      • …ポム・マキエ・ア・ロランジュ
    • 甘味だけは古典を守りたい 食後のフリヤンディーズ
      • パート・ド・フリュイ
      • ダッコワーズ・ココ・ア・ロランジュ
      • ブーション・ダマンド
      • マドレーヌ・オ・シトロン
      • バトン・アマンド
      • プラケット・ピスターシュ
      • ブール・ド・ネージュ
      • ドフィノワ
  • 平面から立体へ チョコレートのピエス・モンテ
    • (レシピは掲載されていません)
    • 太陽と月が同時に微笑む
    • ラ・メール―海底の風景―
    • 溶けやすい宝石箱
    • 「ブリック」のための蛙の讃歌
    • チョコレートの螺旋樹
    • 炎の時間は少し
    • 甘いマッチ箱
  • 「自由」と「個性」がキーワード 祝う菓子のいま
    • (レシピは掲載されていません)
    • 結婚披露宴 クロカンブーシュとアントルメの組み合わせ
    • 自分流のガトーで感謝の気持ちを伝える
    • これからは男性へ贈る菓子が増えるだろう
    • 真夏の結婚式 季節に合わせて時とデザインを決定
    • クリスマスのモンブラン より小さく、より凝った中身が求められる祝い用のアントルメ
    • 心よりあなたへ バレンタインらしい色・形・味を

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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年4月現在

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