母から娘へフランスのレシピ /ナディーヌ・ヴォジェル

母から娘へ　フランスのレシピ

ナディーヌ・ヴォジェル *著
日置武晴 *撮影
千住麻里子 *翻訳
若山嘉代子 L'espace *ブックデザイン
文化出版局
2002.4 初版 / 26×19.5 / 88p
ソフトカバー
[ 商品番号Ｎ゜s4-33 ]

sorry... sold out

ナディーヌ・ヴォジェルさんは、お父様方、お母様方の両方のお祖母さまがお料理好きで、さらにご両親もお料理上手でいらっしゃるという、お料理大好きな家系にお育ちになった方で、もちろんご本人も“料理は愛情から”をモットーに、日々ご家族のためにお料理を愉しまれています。

1980年代からは、飯田深雪さんとの出逢いがご縁になったようですが、パリ在住の日本人の方々にフランスの家庭料理を伝えるお料理教室を主宰されていて、藤野真紀子さんも生徒さんでいらっしゃったそう♪

こちらは、お祖母さま、お母様から、母娘３代に渡って受け継がれた料理ブックの中から、“家庭的で、身近なものとして感じられる”お料理の数々を紹介してくれた１册です。

お祖母さま方が、ブルゴーニュとペリゴールのご出身であることから、両地方のものも多いですが、全体的に、地方地方の特産品やスタイルが意識された地方料理が愉しめ、お料理の起源や名前の由来など、簡潔な文章ながら読み物としても興味深い読みごたえ♪
それぞれの家でレシピとして受け継がれていくということ、地方地方で食べ繋がれスタイルとして定着していくということ、それぞれが担う“伝統”の重み、歴史の厚みにまで想いが拡がっていきます。

レシピは、ソーセージ用のひき肉やギリシア風のオリーブなど細かな指定が本格的！本場の素材についても学べる１册となっていますが、もちろん日本の素材でもつくれそうなものばかりです。

食器やクロス類、盛り付け、テーブルセッティング etc... 家庭的な温かみもありながら、クラシックな雰囲気で、そのセンスがとても素敵.:*・゜ヴォジェルさんのエプロン姿も素敵です♪
どうぞご堪能ください.:*・゜

前菜料理
- ポロねぎのベニエ
- 鶏肉のテリーヌ
- プロヴァンス風タプナード
- アスパラガスの卵ソース添え
- ピカルディー風クレープ
- フラミッシュ・オ・ポワロー
- サーモンのタンバル仕立て、ライム風味
- プロヴァンス風タルト
- 新鮮なグリーンピースのポタージュ
- 鶏レバーのガトー仕立て
- にんにくのトゥラン風ポタージュ
- オニオングラタンスープ

魚料理
- 舌びらめのノルマンディー風
- いわしのエスカベッシュ
- ポロねぎ入り、帆立貝のクリーム風味
- 魚のテリーヌ、アボカドソース添え
- あんこうの王冠仕立て
- ヴァンデ地方のムール貝
- ムール貝のファルシ
- セート風やりいか
- ブイヤベース
- 鯛のニース風
- えいのサラダ

肉料理
- バスク風鶏料理
- ペリゴール風子牛のポピエット
- 鴨胸肉のオレンジ風味
- プロヴァンス風牛肉の煮込み
- 豚フィレ肉のノルマンディー風
- ハムのクリームソース、ソーリュー風
- 鶏のポトフ、アンリ４世風
- 豚肉のロースト、パン屋風
- キャベツのファルシ
- 豚肉のグリエ、ドーフィネ風　じゃがいものグラタン添え
- カストノダリー風カスレ