恋する魔女 ロマンティックで残酷な物語

恋する魔女 ロマンティックで残酷な物語

立原えりか *著
宇野亜喜良 *装幀・挿画
新書館
1966.4 初版 / 17×15.5 / 183p
ソフトカバー / FL 5
[ 商品番号 N゜ef3-5 ]
★角背バージョンです
★パラフィン紙でカバーがかかっています
★宇野亜喜良さんによるカメオのブローチみたいなイラストが印刷ではなく、ブローチ型の紙が張り付けられた形で愉しめます!

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恋する魔女 ロマンティックで残酷な物語

立原えりか *著
宇野亜喜良 *装幀・挿画
新書館
1966初版・1972.8刷 / 17×15.5 / 183p
ソフトカバー / FL 5
[ 商品番号 N゜ef3-5 ]
★角背バージョンです

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童話作家である立原えりかさんが描いた5篇の“無邪気な悪女の物語”。

収められているのは…
夢のような避暑地での恋の結末…‘お砂糖’による完全犯罪計画…しっとりと文学的な香り漂う「わたしのオルフェ」、
役に立つ‘お手伝いさん’として日々頑張る女の子がふと起こした乙女チックないたずら心…高野文子さんの『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事 』がお好きな方には特にお薦め!ユニークな女の子の独白体で綴られた「ことわざはお好き?」、
“昔、わたしを捨てた ”男たちへの復讐劇…愛について考えさせられる「日曜日よ さようなら」、
‘わたくし口調’・乙女趣味で語られる5つの殺人のお話…驚きのラストまで引き込まれる「趣味は殺人」、
さまざまな愛に悩む女性達を救う魔法の薬…もしそんな薬が手に入ったなら?…ラストもお見事な「魔女クラブ」。

もちろん、お話に昏いロマンティシズムを添える、宇野亜喜良さんによる4葉のカラーイラストもお楽しみに…☆じっと見つめると、心が惹き込まれていくような、カメオのブローチみたいなイラストです。

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

宝石泥棒

宝石泥棒

立原えりか *著
松本はるみ *イラストレーション
宇野亜喜良 *アート・ディレクター
新書館 / FL 20
1968.12 初版 / 17×15.5 / 182p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef3-20 ]
★角背バージョンです

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立原えりかさんが宝石泥棒に憧れて描いたという、推理小説タッチの洒落た1册…もちろん「純愛小説シリーズ」の1册なので、恋のお話でもあります。

主人公の「わたし」は、“夜会服の似合う”美しい宝石泥棒。
薄幸の少女時代を経て見事ゴージャスな女性へと変身を遂げ仕事に勤しんでいますが、そんな「わたし」の前に突如現れたのは、アフリカのダイアモンド王の仮面を被った謎のライバル泥棒・アラバフ二世!

彼は一体何者なのか?
また、そんな謎めいた彼に惹かれていく「わたし」の恋の行方は!?

昭和テイストの、江戸川乱歩氏の『黒蜥蜴』を想わせるような耽美な1册です。

ビジュアルもとても素敵で、表紙と挿画(カラーが扉を含め3葉、モノクロが見開きも含め3葉)を彩る松本はるみさんのイラストレーションがまたとても華やかでゴージャス!
あと、文章の文字が紫色だったり、黒地にブルーの宝石たちが映える見返しもとても美しく洒落ています。
巻頭には推理小説らしく( !? )登場人物一覧もあってわくわくした気分を高めてくれますよ♪

「若い女の人は、みんな腕ききの泥棒だと思います。狙いは、宝石よりも貴い、たったひとりの人のハート。心から、あなたの成功を祈っています」…とは、立原えりかさんのあとがきの言葉。
フォアレディースシリーズらしい 華やかで洒落た1册です.:*・゜

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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

砂糖菓子のかけら

砂糖菓子のかけら

立原えりか * 著
松本はるみ *表紙・イラストレーション
宇野亜喜良 *アート・ディレクター
新書館 / FL 29
1969初版・1972.3刷 / 16.5×15.5 / 135p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef3-29 ]
★角背バージョンです

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“どのページをひらいても、そこには、やさしいものがみちている。あたたかいものがただよっている……そんな本になってくれたら”という願いが込められ編まれたという、儚気な1册…☆

60~80年代、深夜放送で流れていたNHKの音楽ラジオ番組「夢のハーモニー」の為に書かれた‘小さな詩’や‘ほんとにみじかい物語’たち……「ガラスのレコード」「鳩」「海からきた少年」「うそ」「おまつり」「ひとりぽっちのクリスマス」の6篇が収められています。

静かな時間、音楽の合間に漂ってくる詩や物語の朗読は、ひときわ優しくリスナーの心に届いたのではないでしょうか.:*・゜

物語に奥行きを加えている、松本はるみさんの幻想的なカラーイラストも、合わせてお楽しみ下さいね…♪

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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

風の中のめんどり

風の中のめんどり

立原えりか *著
沢田重隆 *イラスト
宇野亜喜良 *アート・ディレクター
新書館 / FL 15
1968.3 初版 / 17×16 / 185p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef3-29 ]
★角背バージョンです

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“どこへ行ってしまったの……わたしたちの愛、森の中での二人だけの愛のちかい、北国に咲く白いランプのような不思議な花<風の中のめんどり>とよばれる少女が、雨の舗道に、灰色の空港に、そしてカラッポの空の彼方にさがす愛の行方……立原えりかが悲しい愛の孤独をつづっています。”

未読なので、広告文として掲載されていた文章(↑)を紹介されていただきました。

あとがきには、下記のようにあります。

“―こんどは、悲しい物語を書いてください―と、新書館の白石さんに言われたとき私は少し困りました。悲しいことは、とてもとてもたくさんあって、もう、書く必要さえないのではないか、毎日生きて、暮らしてゆくこと自体、悲しいことだと思うときもあるくらいなのだから、その上、悲しい物語なんて、書けないのではないかと思ったのです。けれど、もしかしたら、私が悲しい物語と思いながら書いたこの本が、読んで下さるかたのなぐさめになることだってあるかもしれない。少しは、心のすみっこをくすぐることもできるかもしれない―私が、悲しい物語を読むとき、ふしぎとなぐさめられ、心をしずかにさせられてしまうように―この物語が、そんな力をもつことができたら、うれしいと思います。”

どうぞお愉しみください.:*・゜

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出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

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