ひとりで街をゆくときも

ひとりで街をゆくときも

新川和江 *著
沢渡朔 *写真
宇野亜喜良 *アートディレクト
新書館 / F.L.27
1971.11 新装版初版 / 17×16 / 187p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜ef3-27-2 ]

sorry... sold out

たおやかでしっとりとした、女の子っぽい甘さが匂い立つような詩集です。
例えば、カバー見返しにも紹介されているこんな詩があります。

春の日のながい午さがり……

憩わせてください どうぞ
あなたの胸は
灯(ひ)の見える 岸
水飲場のある 村の広場
遠い日の ゆりかご
お皿
葉ごもりの ひみつのすばこ

憩わせてください おねがい
わたしの心は
たよりなく揺れる 小舟
日ざかりの道を 歩いてきた旅びと
いいえ 赤ちゃん
むかれた水蜜桃(すいみつ)
ねむたい ことり

いつも通り素敵な巻頭のイメージ写真は、『少女アリス』でもおなじみ!沢渡朔さんで、雨の日の設定。そのためか、見返しにはショッキングピンクに白色の水玉模様という可愛らしさ♪
何故か時間がいつもよりゆったり感じられるような雨の日に、しとしとと降る雨の音をBGM♪に楽しむのも一興…素敵な1册です。

Information

出版社品切れ または絶版 となっています >2018年7月現在

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