night rainbow 祝福の虹

night rainbow 祝福の虹

高砂淳二 *写真*文
宮坂淳(FRUIT) *構成*デザイン
早野依子 *翻訳
小学館
2003 初版・2009.8刷 / 20×23 / 85p
ソフトカバー
[ 商品番号 N゜e2-3-1 ]

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めったに出会えるものでない故、ハワイでは昔から“この世の中でもっともすばらしい祝福である”とされてきたという“night rainbow”~ 夜の虹…その神秘と美しさを伝えてくれた高砂淳二さんによる写真集です.:*・゜

カウアイ、マウイ、オアフ、ラナイ、ハワイ、モロカイ... 各地で撮影されていて、night rainbow 以外の自然を写した写真も多く、とても美しく神秘的.:*・゜

また、“アウマクア”と呼ばれる守り神のお話、古代ハワイから伝わる神話“クムリポ”のお話、古代ハワイアンの叡智を伝える“カフナ”と呼ばれる人々のお話、高砂さんが night rainbow に出会った経緯やその後の撮影に成功した経緯 etc... 読み物も、スピリチュアリズムに溢れていて、自然や神に対する畏敬の念、この世に生を受けた宿命を最善の形で全うしようとすることの美しさに溢れています.:*・゜

巻末には、プロ・サーファーのジェリー・ロペスさんによる「マナと虹」という寄稿も!
どうぞご堪能ください.:*・゜

The key to the treasure is the treasure

 “Tales from the Night Rainbow”は1816年生まれのある女性ハワイアンによる口述を本にまとめたものだ。はじめのほうで、彼女の家に先祖から伝わるある話を紹介していた。「どの子どもも完璧な光で満たされたボウルを持って生まれる。その気になれば光はさらに輝きを増し、サメと泳いだり鳥といっしょに空を飛んだり、どんなことでも理解できるようになる。ただ、嫉妬や妬みをもつようになると、石ころをボウルに入れていくことになり、やがて光は消えていき、しまいにはその子は石になってしまうだろう。でも、もし石でいることが嫌になったなら、いつでもボウルをひっくり返しさえすればまた光を輝かせることができるのだ…。」

 祝福の夜の虹との出会いは、必ずしも大自然の中とは限らない。あるときは民家のある海辺だったり、あるときは車の走る道端だったり…。そんなところで興奮して撮影しながら、虹の出ているわきを何も知らずに車で通り過ぎて行く人や、虹の下にある家の中でそれに気づかずに過ごしている人を見ながら、ふと思った。誰もが本当は完璧な光のボウルを持って、祝福されて生まれてきているのではないか、もしかしたら僕らはただそれに気がついていないだけなのでは…と。

巻末の「あとがき」より

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